7月初旬に乗鞍エコーライン、22日に復旧した乗鞍スカイラインに登ってきました。
まずはエコーラインからで、乗鞍高原観光センターをスタートして三本滝を目指して軽快に上って行きます。
スタート時点ではバッテリー残量は175㎞と表示されています。最初からターボモードを使用しているので、あっという間に残量は40㎞くらいまでに減っていきます。これは現在の出力と移動距離から残量を計算しているからのようです。三本滝を超えて9㎞地点で最初のゲージが1つ消えました。
この時の獲得標高が500m程度で、そのまま上り続けて位ヶ原を超えて雪渓が残る17㎞地点で2つめのゲージが消えました。だいたい16~18㎞/hの速度で上ってきたのでかなり速いです。ギヤを落として高ケイデンスを維持すれば20㎞/h前後も十分可能かと思いますが、今の私の心肺では少し難しそうです。
スタートから1:10で畳平に到着です。バッテリー残量は23㎞でもう一度エコーラインを上れそうです。しかもボトルの水は500mℓも消費してません。いつもならボトル2本で1ℓは消費しているのに...電動アシストは凄いです。
それとバッテリー残量ですが、獲得標高で考えると何となくバッテリーの減り方が見えてきた気がします。ゲージの減る標高を見るとターボモードで大体550~650m毎にひとつ消える感じで、ヒルクライムなら獲得標高3000mくらい上れそうです。
次にスカイラインに上ってきました。スタートは標高1239mの朴ノ木平駐車場からです。まず、ゲートまでの5㎞を20分ほどで上れました。ゲート前には災害復旧を待ち望んでいたサイクリスト達が並んでいます。
ゲートから1㎞弱で復旧工事の交互通行中にゲージが1つ消えているのに気が付きました。この時に一度エコに切り替えて残距離が43㎞残っていました。ターボでは残距離が30㎞だったので、エコにすればおよそ1.4倍の獲得標高を得られそうかなと推測しました。実際は違うとは思うけど...
15㎞地点でふたつ目のゲージが消えてしまい、エコーラインよりも厳しいコースである事を実感しつつターボでの残距離は18㎞あるのでバッテリーの心配は必要ないですね。
畳平には1:15ほどで到着することができました。バッテリーもまだゲージ3つなので、一休みしてエコーライン側に下ることにしました。冷泉小屋まで標高500m下って折り返しですが、エコモードはどうなんだろう?と試してみました。
すでに獲得標高が1500mなので、ゲージがどう減るのか興味深いところです。エコモードで上ると全体的にアシスト量が減るので12㎞/h位の速度でゆったり上りました。200mほど上った所でゲージが残り2つになり、明らかにバッテリーの減りが緩やかになっています。畳平に着いてもゲージ2つのままなので、どのくらい消耗したのかは分かりませんでした。次の機会にはエコ主体で上ろうかと思います。
E-bikeは上りの負担は電力が補ってくれるので、ヒルクライムでも景色を観るゆとりを与えてくれます。他の趣味とも組み合わせて走るのも良いかもしれません。私自身、自転車との向き合い方が少し変わった気がします。
価格評価→★★★★☆(高いけど納得)
評 価→★★★★☆(良いけど...)