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『ブレーキによっては、”左前・右後ろ”にすることでレバーの引きが非常に軽くなる』
■ SRAM FORCEは左前・右後ろに取り付け
現在、私はシングルスピードのキャリパーブレーキのフロントを左レバーに、リア・を右レバーにつないでいる。いわゆる”左前・右後ろ”のセッティングだ。クロスバイクとロードバイクは右前・左後ろのままだ。
シングルスピードのブレーキをSHIMANO BR-5800からSRAM FORCEに取り換えたところ、ケーブルの取り回しに無理があったようで、フリクションが増大してレバーの引きが重くなってしまった。バーテープを巻く前に左前・右後ろのセッティングを試したところ、レバーの引きがとても軽くなった。ケーブルの取り回しもわりとすっきりとしている。
ブレーキはフロント側の方が制動力が高いので、利き手ではない左手でも十分にブレーキを効かせることは可能。制動力が低いリアのブレーキは、利き手の右手でしっかり効くようになる。私は左手の握力が低いので、右前・左後ろのメリットは大きい。
だが、クロスバイクとロードバイクは右前・左後ろのままなので、久しぶりにシングルスピードに乗ると頭が混乱することがある。常に左前・右後ろであることを意識しないと、ブレーキ操作を間違えそうになる。ただ、SRAM FORCEくらいの比較的低い制動力なら、左右を間違えても車体のコントロールを失うことはない。
制動力の高いVブレーキやディスクブレーキでは、左右のブレーキを間違えるとロックして転倒ということになるかもしれない。このようなことが心配な場合は、所有するすべての自転車を左前・右後ろにした方がよさそうだ。いつも左右のレバーを同時に握って減速・停止する場合は、左前・右後ろでもかまわないと思う。
せっかく見た目を重視してSRAM FORCEを選んだのに、レバーの引きが重かったら使い続けるのが苦痛になったと思う。だから、左前・右後ろに取り付けることによって、レバーの引きが軽くなって安心した。ケーブルの取り回しにも満足している。ただ、所有する自転車をすべて左前・右後ろにしないと、左右のブレーキを間違えないように意識し続ける必要がある。1台だけ左前・右後ろにできるかどうかは、ブレーキの制動力やコントロール性にもよるかもしれない。
SRAM FORCEは、左前・右後ろにすることでレバーの引きが軽くなった(左)
SHIMANO BR-5800は、右前・左後ろでもレバーの引きは軽い(右)
価格評価→★★★★★ (このことで特に費用はかからなかった)
評 価→★★★★☆ (SRAM FORCEの場合は、左前・右後ろのメリットの方が多い)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー