・購入価格
¥10,000
・使用環境
ロングライド、通勤
約20,000km程使用
・周辺パーツ
バイク : GIANT DEFY ADVANCED PRO 2
シューズ : SH-M088
◆購入経緯
私は降車時の歩きやすさを考えて、ロードバイクにもSPDを使用しています。
今まで使用してきたペダルはPD-A530, A600, M785。これまでロードメインで長らく使用していたのはSPD最軽量のPD-A600でした。
軽量で質感もよく気に入っていたのですが、固定力が高いためリリースがし難く、ロングライド後半になると膝の捻りに伴って痛みが出るようになり交換を決意。
XTRのペダルは良いと各所で目にしていたのでM9000を購入してみました。
◆性能 / 使用感
・踏み応え/剛性感
baruさんのレビュー(
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=6305&forum=44&start=5)にもありますが、PD-A600と比較して明らかに剛性感が高いです。シューズとの相性もあるかもしれませんが、ソールとペダルの接地感もM9000のほうがかなり広く感じられ、ダンシング時だけでなく普通に脚を回しているだけでもペダルにかかる力の違いが実感できます。今まで使用したPD-A600、A530、M785の中でダントツの踏み応え。素晴らしいです。
・着脱/固定力
固定力は下限まで下げると、ほぼノーストレスですっと解除できます。PD-A600では下限でもロングライド後半で膝に違和感が出ました。
かと言ってがたつき等は無く、ペダリングで意図せず外れたことは一度もありません。
・回転/ベアリング
ここがこのペダルのとんでもないところ。ベアリングの回転が驚くほどにスムーズで、天候にかかわらず2万キロ走った今でもなんの抵抗もなく気持ちよく回ってくれます。XTグレードのM785やアルテのA600などと比較しても雲泥の差。流石にこれだけ使えばグリスは切れてきてるだろうと中を開けてみましたがご覧の通りまっさら同然で下手に触らずそっ閉じしました。すごいなシマノ。
◆総評
素晴らしいペダル。たぶんこの先ずっと使い続ける気がします。また最近発表されたM9100シリーズではアクスル長が従来の55mmに加えて52mmのモデルの2展開されており、Qファクターを狭めたいロード乗りにも嬉しい仕様になりました。ロングライド主体のロード乗りに真っ先におすすめしたいペダルです。
価格評価→★★★★★(耐久性を考えるとラインナップ中最高コスパ)
評 価→★★★★★(XTRはいいぞ)