購入価格: 完成車付属品
標準価格: ¥1,600 (税込)
『乗り心地、安定感に優れ、パンク等のトラブルが起きにくい38Cの太めのタイヤ。たまには太いタイヤも楽しい』
GIANT SUITTO2にはKENDA KWESTの700×38Cというタイヤが装着されていた。街乗り用タイヤとしてはかなり太めのもので、私の家のブリヂストンの軽快車のタイヤよりも幅が広い。
指定空気圧は50〜85psiと低めだ。軽快車用の英式のフロアポンプを使い、ざっくりとした空気圧で空気を入れているが、今まで一度もパンクしたことがない。2年以上使っているが、他にトラブルが発生したこともない。
このタイヤは空気圧が低いので乗り心地が良く、快適な走行を楽しむことができる。クッション性の高さは地面からの突き上げを緩和し、接地面の広さは走行中にバランスをとりやすく安定感がある。GIANTのX-ROADのカテゴリーに入るSUITTO2らしく、未舗装路でも全く問題ない。
これだけ太いタイヤなので、当然漕ぎ出しは重く、キビキビした動きは苦手だ。SUITTO2の重いホイールと組み合わせると、更に漕ぎ出しの重さを感じてしまう。GIANTも700×38Cでは太いと考えたのか、SUITTO2の現行モデルは700×35Cだ。気軽にこのタイヤに交換すると、想像以上に重かったということになるかもしれない。
軽快さはないものの、私はこのタイヤの乗り心地や未舗装路の走行を楽しめている。クロスバイクやシングルスピードのような細いタイヤとの違いが面白いと感じるからだ。細いタイヤを履いた自転車があって初めて、このタイヤの良さを受け入れられるのかもしれない。
このタイヤは軽快車に近いクロスバイクにぴったりで、初心者でも安心して乗ることができ、街乗りでもトラブルが発生しにくい。軽快車に近い使い方やポタリング、他に細いタイヤを装着した自転車があるならおすすめできるタイヤ。比較的短い距離を走り回る分には十分快適だ。ただし、この種のタイヤに交換したいなら、デメリットも含めて検討した方が良いと思う。
KENDA KWEST 700×38C
価格評価→★★★★★ (このタイヤのメリットと耐久性を考えると安い)
評 価→★★★☆☆ (太いタイヤも楽しいけど、やっぱり重いかな。耐久性、耐パンク性も高く、空気圧管理が簡単)
<オプション>
年 式→不明
カタログ重量→不明