購入価格 ¥ 11800(前後)
キシリウムプロUST
https://shop.mavic.com/ja-jp/kisiriumu-puro-ust-rr0928.html#1028=3283に標準装備されていたイクシオンプロUSTタイヤ(以下イクシオン)に大き目の穴が空いたので、買い置きしていたこちらに交換しました。
事前にIRCのサイトで確認していたので、タイヤレバーとフィッティングローションを用意して取り付け。
イクシオンに比べると非常に硬くリムに落とし込むのが一苦労でしたが、イクシオンは予めホイールに付けてあったことと一回付け外ししていたのでその分緩かったのかもしれません。
フィッティングローション(石鹸水のような何か)をビードに吹いておけばフロアポンプでパキパキとビードが上がりました。
ホイールは一応チューブレスで、RBCCもチューブレスなのでシーラントはいらないかと思って2晩放置してみましたが、フィッティングローションのおかげか0.5barも減っていませんでした。これは優秀。
レースユースで使用するなら、シーラント無しで大丈夫ではないでしょうか。
私は念のため、というか保険でシーラントを前後20mlづつ入れました。
推奨空気圧が6~8barなので体重に合わせて最低の6で試走。以下、比較対象のイクシオンは空気圧5.2(推奨の最下限)で運用していました。
踏み出しの軽さはRBCCの方が感じられます。グリップ感は同等にしか感じられませんでした。
上りで踏んでみた印象ではRBCCの方が軽く感じますが、これは空気圧が高いせいかもしれません。
クッション性はイクシオンの方がソフトでした。RBCCは大きなギャップなどで少し跳ねる感じがしますが、その分路面の凹凸などは分かりやすいです。
ウェットではまだ走っていませんが、基本的に雨は乗らないのでそこは分からないままかもしれません。
タイヤの性能には関係ありませんが、トレッドパターンが杉目(?)というか細かく目が入っているので家に上がる時に雑巾で拭いてもなかなかキレイになりません。屋内にゴミとか持ち込むと怒られます。
イクシオンも以前使っていたGP4000SもシュワルベONEも、玄関先で乾拭きでキレイになってたので少し手間。
市場価格が異なるので同列に比較はできませんが、ソフトなイクシオンと軽快なRBCCという印象です。
ホイール付属の万能的なタイヤと、レースも視野に入れたタイヤという違いでしょう。
チューブレスタイヤは選択肢が少ないのと、単価が(クリンチャーに比べて)高いのでおいそれと買い替えるのは難しいですが、IRCなら入手し易さや品質(精度)などで安心して買えると思いました。
寿命はそれほど長くはなさそう(多分3000も持てば御の字)なので、次回はシュワルベプロONEとかも試してみたいです。
価格評価→★★★★★(チューブレスの中では安い方)
評 価→★★★★☆(もう少しだけ空気圧を下げてテストしたい気分)
<オプション>
年 式→ 2018
カタログ重量→ 280g(25C)