購入価格 ¥6,200
自分にとっての定番である、同じHUTCHINSONのPython(レビューは下記リンクをご参照ください)への対抗馬として導入したタイヤのうちの1つがこのPiranhaです。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=6925&forum=40#forumpost11721 Python同様、サイズは26×2.0で嵌めやすいタイヤです。
走行性能については、高さを抑えたノブをややまばらに配置した見た目の通りで、転がり抵抗ではPythonには及びませんが、グリップは若干ながら高いようです。ぎりぎり上れるくらいの坂でやや雑に漕いでも、トラクションを失う場面がPythonのときよりも少なくなったように思います。それでも、転がり抵抗の大きさを補って余りあるグリップが得られるわけではないですし、悪く言えば「どっちつかず」な性能です。
また、残念なのは、かなりパンクが多いことです。林道走行中に、短期間で3回ほどパンクしてしまいました。グリップと引き換えにノブの数が少ないので、タイヤカットの頻度は当然高くなるので致し方ないことなのでしょう。
それに、ノブが低いので賞味期限が短く、摩耗したタイヤを騙し騙し使うということが難しいようです。その点でコストパフォーマンスは低いと言えそうです。
どうも位置づけがはっきりしないタイヤで、耐パンク性および耐久性にも難があるようなので、2度と買うことはないでしょう。Pythonの完成度の高さを思い知らされる結果となりました。
価格評価→★★☆☆☆ 寿命は短いです。
評 価→★★☆☆☆ もう買うことはなさそうです。
年 式→2009
カタログ重量→630g(実測重量→633g)