購入価格 ¥2000
25年以上前のブリヂストン・ユーラシアに使用。
オリジナルのカップアンドコーンBBでは、クランクの根元にグリスが流れ出てくる嫌いがあり、いつもキレイに乗りたい!ということ、メンテフリー希望から交換した。
グレードでいうとティアグラか?
68mmJIS、スクエアテーパーで軸長127mmはこれしかなかった。
スギノのクランクはそのまま使えてよかった。
クランクは自転車の顔とも言える部分。
ここをオリジナルのままで、内部を新しい機構を取り入れられるというのが、何よりうれしい。
こういった今は使われない部品でも造っているシマノの良識に感謝したい。
装着は簡単で、本体となる右ワンを入れ、樹脂製の左ワンを入れたら完了となる。
ユーラシアの場合、樹脂製の左ワンのねじ山よりBBのタップが短かったようで、MTB用のホローテック2のスペーサーをかませた。(写真)
踏みこたえとなると、以前に比べスムーズ。
当たりが付き出したら、もっと軽く回るようになるだろう。
以前なら、グリスアップした直後から、グリスが流れ始めてクランクの根元にホコリやゴミが付着して汚らしかったけど、その心配はなくなった。
精神衛生上、極めて良好。
テーパー角も同じためか、FDとの関係もそのまま。
剛性云々を語るフレームでないが、それでもBBの片側だけでクランクのトルクを受けるためか、ダンシング時には、FDとチェーンの擦れる音が聞こえる。
樹脂製の左ワンはカバーとして機能しているようで、ねじれ剛性としては不利。
この辺はシビアなロードレーサーだと使わない理由となろう。
古いロードレーサーをお持ちで、かつ内部はメンテフリーとしたカスタマイズをしている方は多いはずだし。
総じて、今回は満足できるし、価格も安いしで不満としてなし。
次は、カートリッジベアリング入りのホイールへの交換を目論んでいる。
旧車を毎日の足として使うので、出来るだけメンテフリーの部品を使い、キレイにしつつ大切に使って行きたい。
価格評価→★★★★★(安価)
評 価→★★★★☆(左ワンが金属だったらクラシックなフレームにもよく合うはず)