購入価格 ¥9688
結論『シマノ1×11用リアディレーラー決定版、ただし2年遅れ。』
シマノ製のグラベルロード用コンポ "GRX"のリアディレーラーです。
RX812は、1×11 ワイヤー引き、11-40/42T 、用です。
私は、グラベルロードでは無く、普通のロードバイクをフロントシングルで運用しております。
リアディレーラーはこれまで、アルテグラ(GSゲージ)、アルテグラRX(GSゲージ+チェーンスタビライザー)を使用してきましたが、GRXにより運用上の不満を解決できました。
[メリット①] チェーンスタビライザー付き
私の住む雪国では、降雪や寒暖差によって道路の段差が大きく、舗装路でもチェーンが暴れがちです。
スタビライザーの効果は大きく、チェーン落ちやフレームへのキズを心配せずにライドできるのは素晴らしいです。
スタビライザーをONにすると若干動きが重くなりますが、チェーン長を適切にする事でかなり緩和できます。
[メリット②] カセットスプロケットの対応力の広さ
RX812はスペック上、11-40Tと11-42Tのみ対応ですが、11-40Tでセッティングした状態そのままで、
SRAM製11-36Tでも、シマノ11-34Tでも普通に(11-40T並みに)変速しました。
SRAM11-36Tは、個人的最適スプロケであり、愛用しております。
これまでは、アルテグラRX(スペック上11-34Tまで)で使用していましたが、11-36Tには当然キャパ不足で、エンドアジャストボルトをより押し込む必要があり、結果としてトップ側の変速にキレがありませんでした。
シチュエーションによって選択肢が増えるのは素晴らしいです。
[デメリット] 発売が2年遅い、純正スプロケ種類少ない。
このGRXでやっと不足なく1×11を運用できるようになりました。
しかしこれまでに、アルテグラ(GSゲージ)→アルテグラRX→GRXと無駄に買い直しました。
GRX+SRAM製スプロケで、やっとSRAM1×11並みに運用できるようになりました。
尚、SRAMは2019年現在,1×12のよりエレガントなシステムを発売しています。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆