SHIMANO DURA-ACE RD-7800-SS

購入価格 ￥8000強@ガミ(ポイント併用)

冷間鍛造アルミ合金で出来た化け物。
10000km使ったのでレビューしてみる。勿論まだ現役です。
私の場合、ST-6600Gで引いている上にプーリーは即変更(外して知人に売却、現在はローラーボーイズ)したので、本来のとはちょっち違います。

流石はシマノのフラッグシップ(もう旧型だが)。RD-56000-SSも耐久性が凄いが、こちらは10000km程度ではヘタらない。寧ろ美味しくなってきたw
外したRD-5600も友人の自転車に寄生させられ、積算使用距離が20000kmを越えた現在でも、猛烈な変速を当たり前のようにしていますが。


本題『変速性能について』

今の段階では劣化していないのが実情で、いつになったら寿命でぶっ壊れるのか楽しみでもあります。
パンタのガタが一向に広がらないので、精度と耐久性は言葉通り『鬼』であり、冷間鍛造ならではの剛性と相まって変速は一瞬。

上の方は『スプリングが強いか』と仰っているが、私はそうは感じませんでした。これは個人差もあるので、参考までに。
実際のところ、
スプリングが強い→トップ側への反応速度増大(ケーブルの状態も大いに関係する)
の式が成り立つので、105から交換なら変速性能は向上します。

軽量化が目的で交換するなら、RD-7900の方が絶対良い。あっちはプーリーケージがカーボンで、取り敢えず巻き取り比が一緒らしいので今買うなら確実に79でしょう。

もっと軽いのが良いならフルスーレコ化(チタン&カーボン)しかない。

価格評価→★★★☆☆(アルミ塊に出す金額じゃないが、性能を考えると)
評　　　価→★★★★★(ぶつけても壊れなかった&劣化しにくい)

購入価格 ￥6300円（中古）

中古で購入後、３年間使用。購入してからの走行距離は7000㎞。
使用条件はWレバーでフリクションという事で、走行中、微妙にスプロケの歯の中心からずれた状態でも使用しているため、結果的にSTIユーザーより酷使してます。さらに、無理な変速・洛車・ぶつけた・メンテさぼった、9速スプロケにも可動範囲調整して使用(Wレバーなら普通に使えます)とかなり酷い。

それでも壊れません。
ノートラブルです。

一度ディレイラープーリーを交換してますが、単なる摩耗なのでこれはトラブルとは言わんでしょう。ホントいつ壊れるんでしょうか。楽しみで仕方ありませんｗ

変速性能に関しては、流石シマノの最高峰、Wレバーもフリクリョンも意に介さずスパスパ変速します。変速性能が良過ぎてWレバー＆フリクションの場合繊細な操作が必要となりますが、これはこれで結構楽しい。
見た目は超金属光沢萌え。冷間鍛造かっこいいｗ　個人的には7900よりこっちの方が好きです。フルアルミだから丈夫だし、耐久性の事を考えたらヘビーユーザーにはこっちの方がいいかも。


価格評価→★★★☆☆(でも高い)
評　　　価→★★★★★(文句のつけようがない)

購入価格 ￥6,300(当時)

諸君、私はシルバーの金属光沢を放つパーツが大好きだ。（ｷﾘｯ
SHIMANO RD-7800は、個人的にシマノ歴代ＲＤの中で最も美しいと思う製品。
歴戦の傷が付いてはいるが、冷間鍛造アルミ合金の輝きは今も健在だ。


ある日、自分の愛車を眺めていてふと思った。
このＲＤ、いつから付いとったっけ．．．

・・・うわ、もう丸7年動いてるやん。

という訳で中間報告です。



使用環境は、最初に買ってからずっとフリクションWレバー。

プーリーは、ノーマル(78デュラ用)⇒エイカー⇒ノーマル(79デュラ用)⇒ノーマル(90デュラ用)と３回交換。
全てプーリーの摩耗やベアリングの消耗により交換しています。
選択したプーリーが微妙に間違ってる気がするのはご愛敬。
別にいいんです。わざとこれ選んでるし。普通に動くし。(ヲイ

パンタの可動範囲を調整して9速、10速、11速をこのＲＤ１個で運用。
チェーンの銘柄もスプロケの枚数を変更する毎にどんどん変更。
78デュラが本来リヤ何速だったかなど、フリクションＷレバーでワイヤを引く私の知った事ではない。

ＲＤ本体のメンテはプーリーのグリスアップのついでに汚れを軽く落とすぐらい。
プーリー以外はほとんどノーメンテに近い状態。



とまぁ、こんなアホな使い方をしているのでいい加減壊れるかなと思っていたのに、未だにガタすら増えません。
凄まじい耐久性です。

※プーリーは消耗品なので、耐久性には含めなくていいかなと思います。

私の手元に来た時点から２万ｋｍ走ってますが、
中古で買った時点のプーリーの摩耗から見て、私が使い始めた時点でプラス５千ｋｍぐらい走っていると思います。
本体のガタが増えてないのでプーリーが減ってこない限りは変速もバッチリ。
買った時から何も変わってません。


シマノ最強コンポはこの程度では壊れないようです。
引き続き、地味に間違った(笑)運用方法のまま酷使してみます。


価格評価→★★★★★(当初の予想よりランニングコストが安い事が判明し★追加。)
評　　　価→★★★★★(この製品は無敵ですか？)

購入価格 ￥11500

2010年秋に製作したロードで使っていますが、満足しています。



このロードは休日に乗るだけなので、5年以上経つのに走行距離はまだ8000km程度と少なめ。
その程度の走行距離でどうにかなってしまうほどシマノのリアディレイラはヤワではないので、当然の如く元気に稼働しています。全く何の問題もなく、いかなる状況でもスッキリと明確な仕事をしてくれます。このままいくと自分が90歳になってもちゃんと動いているのでは！？(生きて乗っていれば、の話)


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2003年末あたりにデュラは78になりました。
で、2010年秋に製作したロード。ずいぶん長い期間、このロードの構想を描いていたのですが、2008年末に79デュラが登場するに及んで、

「あっ、眩いばかりの78RDが無くなったら大変！」

とばかりに、購入。あっという間に姿を消したアルテグラの美形クランクFC-6650Sなんていう例もあり、全くシマノは油断も何もあったものではありません。

それにしても、ずいぶんと見た目が77デュラとそっくり。
でもよく見ると、プレートが多少、変更されています。わずかですが77から軽量化に向かっているようです。全く同じじゃアレなので、ってわけで、申し訳程度に少しだけ手を入れたのでしょう。77の完成度が高すぎて、なす術もなくとりあえず・・・ということなのでしょう(か？)。

現在は10速SISの78デュラWレバーで変速しています。我が家のWレバーは2本がフリクションで2本がインデックス。
どちらもそれぞれ良いところがありますが、当分、素晴らしい78デュラや77デュラのRDでWレバー変速を楽しみたい、ん？78デュラや77デュラのRDをWレバー変速で楽しみたい、などと思っております。

（※もちろん、通常のマスドロード競技に真剣に向き合っておられるような方はいまさらWレバーを選ぶ理由など微塵もないとは思います。また、安全面から見ると手元シフトの方がそりゃまあ、イイですよね！）


価格評価→★★★★★
評　　価→★★★★★

年　　　式→ ??



完全に与太話・・・デュアルコントロールレバーはデザインがカッコよくなったら買おう、とか思っていたのがもう25年前。近年のカンパのデザインなどはかなり好みではあります。がしかし気が付けば・・・「Wレバーでいいや」、という心境です。Di2は、ベーシックなメカトロ機構としては多少、興味がありますが、ホローグライドなどという、極端に奢ったハードウエアでないと「強度的に持たない」(とシマノが言っているとの情報)ような柔軟性の低いフロント変速制御(ソフトウェア)が実装されている、というあたりが改善されたら、かなり魅力的だと思います。ここはシマノも開発課題として認識しているでしょう(かねぇ？)。シマノ純正品で固めなければまともに動作しないシステムというのは、別に悪いことではありませんが、あまり気がすすみません。まあしかし、こんなこと言ってるヤツを顧客ターゲットに据えるなんてことは、囲い込むことこそ正しい商品戦略と思い込んでいる今どきの大きなカイシャがするわけないですが。。。

・・・シマノならもしかして、変速の根底を揺るがすような斬新な機構の開発を進めているかも！？