SHIMANO ULTEGRA FD-6700-B バンド式

購入価格 ￥3,500

クランクはFSA Gossmerに使用・・・ってかフレームのバンド径間違えて買ってしまった（笑）
STIは105。

まあ、余らしておくのも勿体無いので通勤チャリで使ってみたのだが、これが変速がちゃんと決まる。
ここまで書くと普通ジャンと思う方もいるだろうが、うちのGossmerも御多分にもれず常時でないが変速不良を抱えていたわけで。

これが、変速時にトルクをかけよう（本来かけちゃいかんが）が抜こうが変速不良が全然起きない。何故？？？
えー前のFDは調整ミスとかじゃないです。
105とかTIAGRAとか6600のアルテのFDとか使いましたから。

結局、知り合いの自転車屋と見たけど「訳わからん」となりました。

ひょっとしたら”能力はすごい”のかも。

けど、通勤チャリではフロントは、ほとんど変速しないのよね・・・
宝の持ち腐れだね。

価格評価→★★★☆☆(普通の人なら105で十分)
評　　　価→★★★★☆(変速不良が無くなったので）

購入価格 貰い物(本来は22EURO)

とりあえず暫定で購入したらバンド径が違って取り付けできず、クレームを送ったら｢返金するけど商品はあげるよ｣とのことなので、街乗りクロスバイクに装着。

作動環境は以下。
レバー:Shimano Tripleラピッドファイヤー(グループ外)
FD:FD-6700
チェーンリング(アウター):Stronglight Zypher 46T
チェーンリング(インナー):Rotor Q-rings 36T
チェーン:KMC X10

もう何が何だか訳が分からない、まさに余り物セッティングである。トリプル用のシフターでダブルを動かす上、アウターリングは真円なのにインナーリングは楕円。

しかし、この状況でもしっかりと変速してくれた。それどころか、アウターとインナーの歯数差が小さいお陰もありロード(7900シリーズ)に比べて遜色ないスピードで変速してくれる。こんなセッティングで、しかもかなり適当に取り付けたにも関わらずまともに仕事をしてくれるなんて、流石シマノである。

唯一気に入らないのが、プレートを留めているピンがかしめてあることで、これによりFDの交換はチェーンを外す必要が出てくる。FD-7900ではネジになっており、あまり良い事ではないがプレートを広げればチェーンを外さずFDを交換できるため幾分メンテナンスが楽になる。コストダウンのためなのかは分からないが、どうせなら全モデルネジ留めにして欲しかった。

FD-7900との価格差を考えると、上記のプレートの留め方以外に大きな差は無いように思う。重量面での差が気にならない、FDなんてそんなに外さない、という人はFD-6700で十分だろう。というより、これだけきちんと動くとFD-7900が不当に高く思えてしまぐらいだ。

価格評価→★★★★★(十分安い）
評　　　価→★★★★☆(ネジの件以外はほぼ満点。DAとの差は重量のみ?）

購入価格 ￥4077

アルテグラのFD。
SUGINOの50×38T(クランクは65アルテ)とデュラ10速チェンで、1年ほど前から日々の通勤に使ってます。対応アウターは50~56Tなどとなっているようですが、50Tどころか46Tでも大丈夫。変速性能に不満はありません。お値段を考えると、さすがシマノです。

　
(どちらもWレバーで引っ張ってます)

ところで、シートチューブ径が28.6と31.8mmに対応していますが、結局、31.8mm対応で出来上がっていて、シムを挟んで28.6に対応するという形式をとっていて、多少、野暮ったい見た目になっています。アルテグラでこの妥協の仕方は、ちょっと寂しい(時代の流れってヤツか。。。)
また、変速板の部分はテカテカ仕上げなのに、クランプ部はどんよりしたグレーっぽい仕上げで、これも寂しい～。
変速板は、かしめで閉じられています。この方がコストダウンできるし、ネジ止めよりも頑丈確実かもしれません。でも、これがまた、寂しい。
ついでに4節リンクの外アームの造形が野暮ったい。

というわけで、見てくれ的には、ちょっとなー、という感じです。
しかし、お手頃価格だし、変速性能には何の不満もないので、なかなか良い製品だと思います。

多分、このまま10年位は使い続けることになるでしょうが、どんな風にヘタっていくのか、注目したいと思います。


価格評価→★★★★☆
評　　　価→★★★★☆