購入価格 ¥599
コンポ一式を譲ってもらえることとなったり、ヤフオクで妙に安いコンポ一式を落札できたりして…つまり、いまいちきちんと確認せず/できずに手元に届いたフロントディレイラーを見て戦いたことのあるみなさんこんにちわ。
私もやらかしました。ワクワクしながら現物が届いたらここにつけるんだーとフレームを撫でさすっていた時に「アレ…?」と一気に青ざめ、慌ててパイプ径を図り、やんぬるかな、うちの子は φ31.8、来る予定のフロントディレイラーは φ34.9 じゃないかと気づいてとても悲しくなりました。
そういう時にインターネットというのはとても便利で、昔の MTB のコンポにはバンド径変換アダプターなるものが標準添付だったんだぜという情報を得てみたり、そのスモールパーツが単体で売っているという情報もゲットすることができました。よっしゃコレで行ってみよう。
シマノのフロントディレイラーのバンド径は φ34.9、φ31.8、φ28.6 の三種類が現在のところメジャーです。DURA-ACE の Di2 なんかも、基本 φ34.9 のようですし。
SM-ADxx-M が φ34.9 → φ28.6 に変換するアダプタで、
SM-ADxx-S が φ34.9 → φ31.8 に変換するアダプタです。
今回は S を発注しました。うーん…ペラいプラスチックだけど大丈夫なのかなこれ。
説明書は付属していないので、これまた適当にネットを検索。付けかたは直感的ではありますが、きちんと説明書通りにやりましょう。
両面テープでペタッとつけて、インストール。
取り付け自体は特に悩むようなことはありません。適当なトルクで締め付けても特にパキパキ壊れるようなこともなく、つけた後もグラグラしません。プラスチックでも行けるもんなんですね。
変速の調整もアダプターのあるなしで特に違和感ありませんし、変速自体も問題なく使用できています。耐久性の問題が残りますが、突然破断さえしなければ大丈夫かなあ…。そのあたりは様子見です。
安全性等々を鑑みれば、対応したバンド径のフロントディレイラーを購入すべきなのでしょうけれど、まあその、いろいろ事情もあるでしょう。そういった場合の選択肢として、こういうものを使うというのも一つの智慧ということで…。
価格評価→★★★★★(← これで買いなおさなくて済むなら安いモンです)
評 価→★★★★☆(← 耐久性に問題がなければ★5つ)
<オプション>
年 式→ 2016