購入価格: ¥84 (税込) ※64本購入で¥5,376
標準価格: ¥156(税込) ※1箱72本入り¥11,253
『強度を重視しつつできるだけ軽くしたい場合に良さそうな太めのダブルバテッドスポーク』
PAXCYCLEにクロスバイク用のホイール依頼の相談をしたときに、提案されたスポークがDT Swiss コンペティションスポーク 2.0/1.8だった。私は軽さよりも強度や耐久性を重視してオーダーしたので、径が2.0mmのプレーンスポークになると思っていた。
DT Swiss コンペティションはダブルパテッドスポークというもので、両端を太くすることで強度を確保し、中間部を細く絞ることで軽量化を狙っている。DT Swissにはコンペティション 1.8/1.6やレボリューション 2.0/1.5といったものもある。コンペティション 2.0/1.8はDT Swissのバテッドスポークの中では太い方で、特に強度を重視したもののようだ。
私のホイールの構成ではリムのDT Swiss RR585と真鍮ニップルが重いが、少しでも軽くするためにコンペティション 2.0/1.8が使われている。このスポークによる軽量化は結構効いているようで、意外にもクロスバイクの純正のホイールより少し軽くなった。これが前のホイールよりも重くなったとしたら、ホイールの使用感は全く異なったものになっただろう。
シングルスピードにはDT Swiss チャンピオン 2.0を使っているが、コンペティション 2.0/1.8の方が細く見える。わずかに細いだけだが、スッキリした見た目に貢献していると思う。
少し気になったのはブラックの色の質感だ。このスポークの表面処理の方法は分からないが、ややくすんだ感じの半光沢のブラックで、色の薄いところと濃いところがある。これはできるだけ重くならないように塗膜を薄くしているのだろうか。少々残念ではあるが、遠目では全く気にならないし、シルバーのスポークを使うよりは良い。
実はホイール依頼の相談をするまで、ダブルバテッドスポークの存在を知らなかった。初めてホイールを依頼する場合に、強度や耐久性を重視しつつ少しでも軽くしたいなら、このスポークを指定するのも良いと思う。用途や目的にもよるが、高い満足感が得られるはずだ。
DT Swiss コンペティションスポーク 2.0/1.8
価格評価→★★★★★ (かなり安値で購入できた)
評 価→★★★★☆ (星4.8個くらい。塗膜云々は細かいことを言えばというレベル)
<オプション>
年 式→不明
重 量→382g (264mm×64本、DT チャンピオン 2.0は64本で444g)