購入価格 ¥700
TUFOのチューブラータイヤ用両面テープ。
チューブラーテープといえばミヤタのTTP-1が有名だが
シクロクロスタイヤの貼り付けにはもっぱらこっちを使用している。
テープは白い帯やら粘着フィルムやらが重なった構造で、リム側に貼り付けて、タイヤをハメてから、保護フィルムを引っ張って剥がすのはTTP-1と同じ。
以前の製品は保護フィルムが紙製で千切れやすく、タイヤの貼付けには難儀したらしい。
接着力の高さと防水性が魅力で、かつ、剥がした時にテープの残骸が残りにくい。
リムの貼り付け面に粘着フィルムが残るが、非常に薄いため気にせず上から新しいテープを貼っている。
リム打ちを心配せず1.5~2.0気圧という低圧で使え、しなやかでグリップが高いチューブラータイヤにはシクロクロスで圧倒的なアドバンテージを持つが、低圧タイヤを泥や水のかかる環境でこじって使うものだから、常にタイヤ剥がれのリスクがつきまとう。
そのため、シクロクロスのタイヤ貼りについては様々な秘伝のテクニックがあったりする。
「リムとタイヤに毎日リムセメントを重ね塗りして数日かけて貼る」というのが一番メジャーなのかな。
私は、タイヤのフンドシをリムセメントやボンドG17で薄くコーティングして防水した上で、TUFOリムテープを使用して貼り付ける、という方法で貼っている。
方法がなんであれ、リムとタイヤを密着させ、接着面への水分の侵入をシャットアウトさせるのが鉄則。
一応、この方法で丸3シーズン使ってレース中のタイヤ剥がれは無し。
もちろん、タイヤが水に浸かるような状況があったら貼り直してますが…
リムセメマシマシでプロに貼ってもらったタイヤを大事にワンシーズン使い続けるくらいなら、チューブラーテープで済ませて雨レース後張り替えるほうが安上がりだし安心できるように思う。
もちろん、タイヤが濡れるたびにプロに張り替えてもらうのがベストでしょうが、シクロクロスレースは毎週あるから間に合わないんです!
なお、ロードレースはやらないし、ヒルクライムレースでは重量減のため最小限のリムセメントでタイヤを貼るため、ロードタイヤで使ったことは無いです。
価格評価→★★★☆☆ 他にかわるものがないけど、もうちょっと安くても…とは思う
評 価→★★★★★ 現時点でこれ以上のものはない。