購入価格 ¥92,100
購入は行きつけのショップにて。現金払いの替わりに5%引きにしてもらった。
買値は高いのだがショップで買った理由は二つある。
1. ブレ取りやスポーク切れの修理、ハブのメンテなどを気軽に頼める安心感がある。
2. 現金払いにしてカード明細から足が着かないようにした。クロスバイクのホイールをはいてショップに出かけ、新しいホイールをはいて替える。クロスバイクのホイールは店で処分してもらう。クロスバイクにはロードの古いホイールをお下がりにするから問題ない。数が増えなければ、まずばれないのである。この作戦を話したショップには大ウケであった。万が一妻が怪しんだら、「メンテのついでに格好いいシールを貼ってあげたんですよ。」と証言してくれる約束もしてもらった。
ホイール選び
清和の森サイクリングというグランフォンド系のイベントに出るにあたり、それまで使っているホイール(Bontrager Race Lite)の重さが不安だった。なるべく楽ちんに完走したいのだ。ショップに行って、予算10万円以下でロングライドとヒルクライムに使えるホイールは何が良いか相談したところ、一押しで勧められたのがWH-7900-C24-CLである。おすすめの理由は以下の通りであった。
・シマノは国内に修理用のラインがあるので、リムが割れたりしても迅速な修理が可能。リムが摩耗したら新しいリムで組み直してくれる。安心して長く使える。
・ホイールの組み立て工場はマレーシアにあるが、デュラエースだけは専用のラインで組み立てられている。他のホイールとは組み立て精度が違う。RS-80も性能は似たようなもんだけど、どうせ買うならやっぱりデュラでしょ!
ということなので、せっかくだからおすすめの通りデュラにした。TLでなくCLにしたのはロングライド中のパンクを考えてのこと。クリンチャータイヤの交換ならイヤというほどやっているのでパンクしても10分もあれば復帰できるから。おまけにTLよりも少し安くてちょっと軽い。
見た目
地味。WH-R500あたりからこっそり交換してもばれる可能性が低い。
走ってみた
試走する暇がなく、ぶっつけ本番でイベントに参加。タイヤはContinental GP4000、チューブはContinental Race28。清和の森サイクリングは獲得標高が2,000mを超えるなかなかハードな山岳イベント。レビューはこちら。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=9043&forum=124#forumpost15524上り坂
軽いホイールに交換すると、登りでギアが1・2枚分は漕ぎが軽くなるとはよくいわれているが、まさにその通りであった。クランクをくるくると一定ペースで漕いでいるといつのまにか坂を上り終わっている。そんな感じだった。以前のホイールだと重くてクランクを踏みおろすだけで体力を使い切ってしまうような急勾配でも、シッティングのまま息切れせずになんとか登っていける。なお、当方ダンシングで激坂をぐいぐい登っていくような脚力はないので、ダンシングの評価は無し。
平地
リムが軽くなるとスピードの維持がしにくくなる。え? スピード出るんですけど? といっても35km/hぐらいの話だけど、同じ力で漕いで2km/hは速い。漕ぎ出しも1枚重たいギアからすっと加速する。それから乗り心地が上品だ。荒れたところを通過するときのショックが間接的になった。
下り
ラインのトレースがどうのこうのというのはわからないが、振動吸収がいいのでハンドルをしっかりと握れるし、ブレーキも安心してかけられる。
買って良かったか
イエス。イベントは新しいホイールをはいてのぶっつけ本番だったが、本当に替えておいて良かった。終盤まで体力を温存することが出来たので、最後の登り坂を楽に超えることが出来た。初めての軽量ホイールとして無難で安心。でもそのうち、派手なディープリムのチューブラーホイールが欲しくなるような気がする。ってかもう…
価格評価→★★★☆☆(海外通販ならずっと安く買えるのだが…)
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→2011年11月購入
カタログ重量→ 1,395g(実測重量 不測定)