購入価格 ¥???
上記のレビューですが、写真を加えて書き直します。
※※この記事は、ちょっと危険な内容を含んでいます。
閲覧の際は十分お気をつけください。
あまり関係ありませんが、
前タイヤはコンチネンタル グランプリ4000SⅡ 23C、
後タイヤはヴィットリア レボリューションKXS 23Cです。
KXSについては別途投稿します。
○使用感
乗り心地は、良い意味で「至極 普通のアルミリムホイール」です。
急加速や登坂ではヨレる事無くトルクを受け止めてくれ、
それでいて「脚が負ける」感覚もありません。
下りで飛ばし気味にコーナーに突っ込んでも、横剛性に不安は無いです。
リヤハブのフランジ幅が異常に広いのが効いているのでしょう。実測で65mmはありました。
槍玉にあげるのは酷かもしれませんが、WH-6800などはかなりナローフランジなので
コーナーでの信頼度ではゾンダに及びません。
反面、登坂は苦手です。
これはホイールが弱いからではなく、単純にリムが重いからでしょう。
(僕はゾンダのリム重量の実測値を知っていますが、これについては後ほど)
○構造をみる
レーシング3のインプレでも書いたかもしれませんが、
たいていのカンパニョーロのホイールは、リヤリムが高めに設定されます。
なので、後輪だけさりげなくロングバルブのチューブを要求してきます(笑)。
MoMag(Mounting Magnetの略)システムによるリム設計です。
ニップル穴が一切ありません。主な目的はリムの強度稼ぎでしょうが、
一般ユーザーとしては リムテープという地味な消耗品が不要になる事が有難いですね。
ゾンダに限らず、カンパニョーロのハブはハブスパナで調整できません。
玉あたり調整ナットを手で締めこんで、小さなボルトで固定します。
このボルトが曲者で、以前使っていたレーシング3は
このボルトの6角穴を潰して えらい目に遭いました。
また、このハブはクイックの締め付けによって玉あたりが渋くなったりはしない様です。
肝心のリム重量についてですが、ネット上では「ゾンダのリムは450g強」と よく言われています。
が、それはフロントリムだけの話です。
リム高もスポークパターンも違うリヤリムは、もっと重くなって当然なのです。
ではなぜ前回のレビュー時に公表しなかったかと言うと、
今ゾンダを使っている方の愛着、またはゾンダを買おうと考えている方の購買意欲を
削いでしまうのではないかと思ったからです。
もしも、今まで何の気なしに使っていたゾンダの使用感について
このレビューを読んだ後から突然「リムが重いなぁ」などと考えるようになったとすれば、
それまでは「前後合計1,555gの軽いホイールだから走る!」という謎バイアスがかかっていたからです。
(前後合計1,555gという情報によって何故バイアスがかかるのか僕には理解できませんが)
「それでも俺はゾンダがいいんだ!」という強い意志がある方は大丈夫でしょうが、
もしリムの重さに萎えてしまったとしても、責任を負う事は一切できません(逃げ腰)。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→2015
カタログ重量→1,555g(実測重量1,595g)