購入価格 ¥2,412
完成車付属のSRAMの12-26Tから交換。シマノの最廉価モデルということで値段はリーズナブル。
左がHG-CS50-8 12-21T、右がSRAMの12-26T(型番不明)
交換の理由は、フロントがトリプルなのでリアをそこまでワイドに振る必要がなかった点。
今まで、ほぼ平坦路を走っている時に向かい風でギアを一枚落としたが軽くなりすぎたり
ギアを一枚上げたときに急に重くなったりと、間にもう一枚あったらいいなと思うことが多々あった。
ならクロスレシオなスプロケットに交換すればいいじゃないかということで12-21Tを購入。
基本的に在庫されるような物ではないので入荷に一月ほど待つことになった。
ちょっとした坂道くらいなら42-21Tで問題なく登れるし、登れなくなってもインナーの30Tが
あるため厳しい峠道に行かない限りこの構成で問題無く、ギアの繋がりもいいため変速は良くなった。
なによりも、ギア比の変化が少なくなったのでその場にあったギア比を選択しやすくなり走るのが楽しくなった。
二ヶ月間ほど使用しているが、雨のあとはすぐバラして拭くなどをしているので、サビなどの問題は今のところ無い。
問題は重量だ。8速だからといって軽いということは全く無い。
HG-CS50は、2.0mmのヘックスレンチでネジを三本外すとバラバラになる。
見る限り軽量化という考えは亡きに等しいようで、21Tと19Tがお情け程度に肉抜き加工されている。
一方こちらは12-26TのSRAMのスプロケット。随所に肉抜き跡が見られ、安完成車の
初期装備品には見えない。
ここまでの肉抜きの差を見せつけられると、ひとつの疑念がわいてくる。
「まさか12-21Tの方が12-26Tよりも重量が重いことはないよな?」
と思ったので測ってみることにした。
26 23 21 19 17 16 15 14 13 12T (歯数)
CS-HG50 - .- .45g 36g 31g 26g 21g 18g 23g 13g
SRAM 45g 33g 28g 25g 21g - .16g .- 10g 13g
シマノ SRAM
スペーサー 2g×5枚=10g 1g×6枚=6g
ロックリング 14g 13g
ネジ 3本→4g 1本→1g
総重量 242g 220g (計測/TANITA KD-812)
うーん。軽量化を追求するグレードじゃないのはわかるんだけど、こんなに
歯数が違うのに重いってどうなのさ。
だいたい、SRAMの26Tとシマノの21Tが同重量って・・・。
価格評価→★★★★★ 安くてよろしい
評 価→★★★☆☆ ちょっと重いですシマノさん。
実測重量 242g