購入価格 ¥10500(Amazon ローター込)
クロスバイク、GIANT SEEK R2(2010)についていたディスクブレーキからの買い替え。(BR-M414?)
グリップにあたるまで引かないと大して機能しないので死にたくないのと、
ブレーキが貧弱だと怖くて楽しめないので念願叶って買いました。
なお、訳合ってローターはまだ流用です。
BB7の売りは何と言っても両側パッドをしかも工具無で調整できること。
以前は、動かない側をローターギリギリまで詰めて、今度はワイヤを引っ張りながら、可動側のパッドをブレーキの引きやどこまで飛び出るかを見ながら、調整しなくてはなりませんでした。
しかも、パッド側スレスレにしても引き代はたいてして変わらない…。
擦れないように調整すれば全然きかないし、引き代を少なくしようと思えば、ロックせんばかりにワイヤ位置を決めざるを得ないというトレードオフが起きるものですから、とても頼りないブレーキでした。
しかし、BB7ならフォークとのアダプターと本体の取り付け位置や、可動側と非可動側の位置をシビアに決める必要もないので大変楽です。
機械式で、クリアランス調整に困ってた僕には素晴らしいものでした。
しかも、その調整を手でできる。
L字レンチで、スポークにカツカツ当たりながらちょこまか回す必要もないし、
下手をすればホイール外して調整していた今まではいったい・・・
ただし、ダイヤルは若干固め。
肝心の制動力ですが、レバーの引きに対しての制動力は間違いなく前機より上です。
ただし、ローターとの組み合わせがイマイチなのか、パッドのアタリが出ていないのかはわかりませんが、
ギュット握ってもガツンとは効かないです。油圧に比べればやや滑るような気はします。
スフンゥ!って感じです。スフンゥ!
ジャックナイフする勢いがないというのは危ないのかもしれませんが、
そのうちあたりが出るでしょう。
インストールに関してですが、フレーム差だと思いますが、リアが取り付け辛いです。
調整用ダイヤルが二つある分、シマノ製のどのメカディスクより大きく感じる故だと思います。
フレームに干渉こそしませんでしたが、ボルトを回すのにチョビチョビ回す必要がありましたので、もしかしたらフレームによりつけられない…なんてことがあるんじゃないかと思ってしまいました。
そのデカさの分、見た目のインパクトは大です。
西洋の鎧についてる肩当がついてるか、ついていないかぐらいの見た目の変化があります。
艶消し黒の鉄の塊を挟む、くすんだ朱色のダイヤル二つが、比較的地味なキャリパーの多いディスクブレーキの中では存在感がある方だと思います。
価格評価→★★★★(←油圧に比べれば)
評 価→★★★★(←調整の容易さはすばらしい、制動に関しては限度かと)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量 g)