購入価格 ¥2740
SHIMANOの最新ブレーキシューである、R55C4にあまり特出した印象がなく、
新しくSWISS STOPから出たということで、ものは試しということで購入。
仕様は
F・R共にDURA-ACE BR-9000/ST-9000、トーインはF 0.3mm/R 0mmでセット。
使用ホイールはroval rapide SL45(ブレーキ面はアルミ)にて使用。
なお、ハードウェットに関しては未使用なので割愛させていただく。
ドライでのコントロール性はさすがSWISS STOPというほど。
僅かなレバーの引きで微妙に速度調整できる利点は相変わらずSHIMANOとは段違いである。
ストッピング性能に関しては若干劣るものの、高速域での速度調整はレベルが違うほど良い。
ブラケットポジションで握るとジャックナイフ出来るほどの制動力は、R55C4もコレも健在。
そのような強烈なストッピングパワーの中でコントロールしやすいこれにはかなり分があると感じる。
ただし、トーインを付けると明らかに握り込み量がR55C4よりも増えるので、握力や多少の手の大きさが必要。
セミウェットに関しては、ドライの延長線上と考えられるほど制動力は十分。
SHIMANOの墨汁(削れカス)や効かな過ぎるシューとは別次元。
通勤などで雨でも乗る場合にはSWISSSTOPにすべきとの先人の意見に激しく賛同する。
当方の使用環境ではブレーキはほとんど掛けない、掛けるときは短時間でスパッと掛けるので、
約500km走行後でもシューの新品の面が一部残っている程度であまり磨耗しない。
同一距離で考えると、R55C4の方が減りは少なかったようには感じるが、大きな違いはないかと思う。
ただ、ダウンヒルなどを頻繁にする場合、シュー自体がR55C4より柔らかいため多少摩耗するであろうことは推測できる。
当方には、どのホイールでもそつなくこなし、コントロールしながら止まれるシューということで、
C4よりも汎用性が高く9000との相性もいいので、当面使用し続けるであろう。
価格評価→★★★★☆(安くはないが、十二分に価値はある内容)
評 価→★★★★★(不満がないのが安心、トーインゼロだと自分好み)
さりげなく主張する「SWISSSTOP」の文字の演出が憎い。
でも格好いい。