WING SHIFTERの使用感をMTB改買い物自転車と竹自転車にそれぞれ使っている、同じハンドル取り付けレバー系のGevenalle GX-1、CX-2との比較で表現してみました。
☆操作方法
WING SHIFTER
縦ひねり 主に親指操作、レバー位置により中指の補助を必要とする。
Gevenalle
横ひねり 主に中指と人差し指操作、レバー位置により親指の補助を必要とする。
☆ブラケット位置での操作性
WING SHIFTER
ブラケットを握った状態で全変速操作可能、フロントはアウターに上げる操作とリアのシフトダウンが快適。
Gevenalle
ブラケットに掌を乗せた感じで人差し指中指と親指で変速、全操作がスムーズに出来る。
☆下ハン位置での操作性
WING SHIFTER
右(リア)はシフトアップの操作可。左(フロント)はインナーに落とす方向に操作可。
ただし、色々と手を捻って器用に動かせば全操作可能となりますw
Gevenalle
下ハンでの変速は全て不可
☆上ハン位置での操作性
WING SHIFTER
手をバーショルダー位置まで外にずらすと掌をバー上に乗せた状態でも操作可
Gevenalle
ブラケット位置まで手を移動させない限り操作不可
☆トータルな感想
WING SHIFTER
1.ウィングシフターの名の通りレバーの刳られたスペースに親指が収まり、大きなシフターにもかかわらずブラケットを握った状態でも邪魔にならない。
2.どのハンドルポジションからでも操作可能なレバー形状でリラックスした走行が可能。
3.ただし、親指を大きく動かす必要があるため一気に変速するには慣れが必要。
4.ブラケット位置からはシフトダウンが楽なためWレバーで泣いていたダンシング中の変速が快適に出来る!
5.下ハン位置からはシフトアップが適しているため、Wレバー派が諦めていた”下りの攻め”が出来る!
6.左レバーの操作感が軽く(レバー形状や長さと巻取りストロークが大きいため)、フロントの変速は他のどのシフター(デュアルコントロール、エルゴシフトを含めても!!)より楽で変速することが憂鬱にならない!←これは感動しましたw
7.おまけに、落車しても壊れにくい位置!
8.バターにナイフを入れるようなしっとりとしたレバーの操作感、インデックスが全く必要に思わないスルッとスプロケにチェーンが乗る変速感、これは掌をブラケットに安定させたままでレバーを触れる事の利点だと思います。例えば筆で小文字を書く時に腕を置いて書くか、腕を浮かせて書くかの差に匹敵する気がします。
おまけですが、Gevenalle にも
1.ブラケット位置で走行する場面に限られるが、親指と人差し指を使用してレバーを動かすため、もたつきのない素早い変速が可能。
2.目線上でシフトレバーの位置が指針のように見えるため直感的に変速位置が解り、疲れてきても誤操作が少ない。
3.シマノRD使用の場合インデックスが使えるので確実な操作が可能。
4.これは比較ではないですが、同型のTEKTROの製品であればレバーやブラケットが破損してもシフターを付け替える事が容易。
価格評価→★★★☆☆ 爆発的に売れ出せば安くなるでしょうか?(泣)
評 価→★★★★★ 唯一無二なので 笑