購入価格 ¥2,500
ドロップバー用Vブレーキ対応ブレーキレバー。
sosuさんのレビューにもあるけど、ダイヤコンペ287Vはデザイン的にも価格的にも納得行かないので、これを選択。
国内の通販、海外通販を探すも、国内ではまず、ない。
海外もCRCくらいでしか見かけないが、入荷してもすぐに売り切れてしまう。
ダメもとで近所の自転車店に注文すると、確認に時間が必要とのこと。
どうも、TEKTROの日本国内の取り扱いについて何か事情があるらしい。
注文して1カ月ほどしてから、ようやく入荷したとの電話あり。
取り付けてみるが、取り付け、調整は、ごく普通のロード用ブレーキレバー。
Vブレーキを、ちゃんと動作させられる。
挙動も、ちゃんとVブレーキ。
軽くあててから握り込むまで、握った分の効きが感じられる。
レバーを握ると露出する部分を見ると、すごく肉厚だ。
試しに、同社のR100A(キャリパーブレーキ、カンチレバーブレーキ用)と比べてみると、RL520のレバーの肉厚は3.5mm、R100Aは3mmだった。
レバー部が肉厚だからか、レバーの剛性が高いような気がする。
また、レバーの側面(掌側)が少し張り出しており、またなめらかな曲面処理をしているせいか、ブレーキ時に指をかけて力を入れていくのがとてもスムーズで気持ちよい。
ただ、ブラケットカバーをめくると、上面に割としっかりした「バリ」がある。
ブラケットカバーを裏面から傷める原因になりかねないので、カッターナイフなどで削っておくことをおすすめする。
また、R100Aは、ブラケット上面が平面のようであり、類似形状のカンパニョーロのブラケットに比べ幅が厚く感じるというレビューがあり、自分も同感だが、RL520は、ブラケット上端から少し下がった箇所が、鋭角的な角度が付いている。
ブレーキ時に体重のかかる場所であり、長距離走行で腕が疲れてきた時などに、手が辛いかもしれない。
・よい点
安価でVブレーキ装着車のドロップバー化が可能。
面倒な調整、操作は不要。
見た目がよい(他の同類製品に比べても)
・悪い点
入手しにくい
MTBやクロスバイクにドロップバーを付けたいと思う人は、少なからずいるはずで、これは、ちゃんとアピールすると、ちゃんと売れる商品だと思う。
TEKTROには、今後もデザイン的にも機能的にも面白い商品をどんどんリリースしていただきたいし、国内代理店もちゃんとアピールして欲しい。
TEKTROにはブレーキレバーにシフターを組み合せられるパーツを出して欲しいなぁ。
価格評価→★★★★★(妥当です。むしろ、安い)
評 価→★★★★★(よいブレーキレバーです)