購入価格: ¥6800 (旧モデル特価品)
*概要
・クッションが惜しみなく盛られた超ヘビー級サドル
・こんにゃくのような適度な反発が、ロングライドの負担を軽減
[購入動機]
トライアスロン用サドルをロングライドで使用する、という目論見が外れて以来、理想の長距離用サドルを探して沼の底を彷徨っていました。
(その際の顛末はこちら:
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=10834&forum=15)筆者の体重・体格(身長171cm体重68kg、太め)を考慮して、幅が広く、快適性重視のものがよいと考えていたところ、
特価品となっていた本製品を発見し、衝動的に購入しました。
購入したモデルは横幅143mmモデルです。中間のサイズで、他に130mmと155mmのものがあります。
[外観]
クッションが大量に盛られ、見るからに重そうな本製品、
カタログ重量は圧巻の294g!!手に持つとズシリとした重量感があります。
サドルの反りは大きく、快適性重視モデルらしいデザインになっています。
厚ぼったいデザインのためロードレーサーの軽快さからは程遠いので、
見た目や装着時のバランスを気にする方は注意。
[乗り心地]
購入時の想定どおり、ロングライドの終盤でも痛みなく使用することができ、非常に快適です。
クッションの性質は、快適性重視のサドルとしては反発強め。
というより、コシがきいた柔らかさとでも言うべき性質です。
他の快適性重視サドルがグミやゼリーだとすると、このサドルはこんにゃく。
表面は柔らかいのですが、芯はしっかりしています。
文字だけだと快適性に疑問が出るかもしれませんが、
自分のように体重が重く、ケイデンスよりも踏込の力でペダルを回すタイプの乗り手にとっては、
快適性と座面の安定感が絶妙なのです。
柔らかすぎるサドルだとお尻の位置がふわふわして落ち着かず、ペダリングも不安定になります。
このサドルであれば、どっしりと腰を落ち着けて体幹を維持することができ、
走行感も安定、必要時にトルクもかけやすく、
結果としてロングライドも快適にこなすことができます。
本サドルを使用して、600kmのブルベに参加しましたが、
臀部・前立腺、その他の痛みを発症することなく、完走認定を得ることができました。
[まとめ]
やはり重さがネックにはなりますが、適度な柔らかさによる長距離での快適性は文句なしです。
より軽量なモデルのEXPERTもあるようなので、機会を見て購入し、レビューしてみたいと考えています。
価格評価→★★★★☆ 特価品だから安かったが、定価(10500円)は標準的
評 価→★★★★★ 重さはあるが、目論見通りの製品が手に入った