| Bellati Sport (ベラチスポーツ) 新生ウェブサイトの使い方を探る |
日本でも10年以上前からスイスの老舗として知られるベラチスポーツ (
http://www.bellatisport.com/) 。ヨーロッパのハイエンドロードフレームや完成車・そしてホイールを得意分野とする、知る人ぞ知る海外通販ショップだ。先日以下の記事でもお伝えしたように同社は今年、創業20周年を機にウェブサイトを一新。サイトは非常にエレガントな雰囲気を纏うこととなった。
Bellati Sport (ベラチスポーツ)- ヨーロピアンロードバイクのスペシャリスト:
http://bit.ly/1hK3sdeただ難点が一つあるとすれば、現在は表示言語が英語のみであるという点だ。日本語対応も将来的に予定されてはいるが、本記事では英語がやや苦手という読者のために、ベラチスポーツでの商品の購入方法を案内してみたい。なお各スクリーンショットはクリックで拡大表示されるので参考にしてほしい。
| まずはリニューアルされたベラチスポーツのヘッダー部を見てみよう。上段には検索ボックス (Search)・ショッピングカート (My Cart)・登録ユーザーのログインメニューがある。その下にROAD・MTB・TRACK…と、大きいカテゴリーのメニューがある。右上の"Currency"は現在の表示通貨を現しており、日本からアクセスした場合は自動的に日本円表示モードとなる。なお実際の決算はスイスフランとなる。勿論、必要に応じて表示通貨の設定は変更可能だ。 |
| ところでサイトトップの中程には "Best Sellers" というコーナーがある。ベラチスポーツでの売れ筋商品が紹介されているので、時々訪問してチェックしてほしい。特にヨーロッパ市場で何が売れているかがよくわかるだろう。思いがけないセールアイテムが表示されることもあるので、世間の売れ筋などに興味はないというあなたも要注意だ。 |
| では早速、目当ての商品を探してみたい。サイトヘッダー下の大カテゴリーにマウスオーバーすると、左図のようにサブカテゴリーがプルダウン表示される。ホイールカテゴリーには各種ブランドが並んでいるが、最下段には "View All"(全て見る)というオプションもある。特に難しいところははない。 |
| これは現在同社で非常に良く売れているというLightweightのホイールカテゴリーを選択した際の画面だ。右上にすみれ色のラベルで "Best Seller" という札が貼られているのに気付かれただろうか。人気商品に限らず、お買い得なアイテムなどにもこのような札が貼られているので注意してチェックしたほうが良いだろう。"Details" をクリックすると商品の画面に遷移する。とりあえずカートに入れておきたいという方は "Add to Cart" をクリック。なお商品数が1ページに収まりきらない場合は、下段に親切なページナビゲーションが表示される。 |
| これは商品のページとなる。気の迷いからホイールではなくフレームの画面になっているが、気にしないでほしい。"Your Price" の下のセレクトボックスで製品のカラーやサイズ・オプション等を選ぶことができる。左下の"Quantity"は数量を意味する。例えばこのフレームを実走用・観賞用・永久保存用・贈答用として4セット購入する場合、「4」を選択すれば良い。右下の "Add to Cart" は「カートに入れる」の意。その下の "Add to Wishlist" はログイン時にのみ機能する、ウィッシュリスト登録用のボタンだ。ここも特に迷うことなく直感的に使えるだろう。 |
| 欲しい製品をカートに入れたら、サイトヘッダー部の "My Cart" にマウスオーバーしてみよう。するとポップアップ形式でカートの中身が表示されるはずだ。製品名・注文数量・価格・見積もり送料が表示される。
この時点で表示されている送料はあくまで見積もりであり、実際は発送時に梱包の大きさに応じて再計算される点に留意したい。実際は表示額より安くなるケースがほとんどだという。なお左のジロ・デ・イタリアカラーのDedacciai Super Scuro Evoは本稿執筆時点で日本への送料が無料であるため、送料は0と表示されている。
それでは "Checkout" ボタンをクリックしてみよう。ここで明日の生活のことなど考えてはならない。大切なのは今・この瞬間を大切に生きることである。心の声に耳を傾けよう。悩んでいる場合、結論は既に出ている。あなたはこれが欲しいのである。
|
| チェックアウトで最初に現れるのがこの "Customer Info"(お客様情報)画面だ。一見面倒そうに見えるが、実はそうでもない。請求先住所と商品の発送先住所が同じ場合、上段の "Your billing Information" に必要項目を記載するだけで良い。アスタリスクのある項目は必須フィールド。必須とされていない "ZIP / Postal Code"(郵便場号)にも、当該情報を記載しておいたほうが良いだろう。入力は全て半角アルファベットで行う。
下段の "Do you want to create an ACCOUNT..." ではリピート時のためにユーザーアカウントを作成し、これらの情報を保存するかどうかを選択する。ログイン名は自動的にメールアドレスが使用され、パスワードのみ自分で設定するという仕様だ。簡単なので登録しておいたほうが便利だろう。次回利用時の入力の手間が省けるだけでなく、ウィッシュリストも使えるようになる。
|
| もし期間限定のプロモーションコード・クーポンコードが発行されている場合は、上記画面の "Promo code" に入力しよう。各種割引は最終的にクレジットカードへの課金時に適用される。ここまで一通り記入を終えたら "Next" をクリックする。 |
| 次の画面では「発送オプション」を選択する。これらはベースとなる送料に「上乗せ」されるオプションであることに注意したい。上段から「エコノミー」(日本まで約8〜20日間で到着)「プライオリティ」(日本まで約4〜12日間で到着)「保険・追跡番号付きプライオリティー」(日本まで約2〜12日間で到着)となっている。普通のプライオリティで約1000円、保険とトラッキング込みで1600円という感覚だろうか。特に急ぎでない小物の場合はエコノミーでも良いかもしれないが、フレームや完成車、ホイール等の高額商品の場合は是非選択しておきたいところだ。
下に書いてある長文は「同一製品を複数カートに入れた場合、送料は自動的に加算されますが実際の請求はそうはなりません」という主旨の注意書きだ。ベラチスポーツではオンライン上でクレジットカードの認証を行うが、その時点ではカードに課金が発生するわけではないのでこの点は安心して良いだろう。
|
| 次の画面では注文に関する全ての情報があらためて表示される。上段は請求先住所と発送先住所。"Shipping options" は発送オプションで、その下の "Shipping costs" は基本送料。最下段の "Grand Total" が合計金額だが、日本円表示はあくまでスイス証券取引所の情報をベースにした参考表示であることに注意したい。実際はスイスフランでの決済となる。
クレジットカードへの課金は、即納(通常1〜2日以内の発送)の場合であれば商品発送のタイミングで行われる。では納期が数週間先になるような製品の場合はどうなるだろうか。この場合ベラチスポーツより、すぐにカードに課金するか、発送時に課金するかを確認するメールが届くことになっている。為替レートが気になる人にとっては実にありがたいシステムだ。
|
| ところで特別な伝達事項はどこに記入すれば良いのだろうか。上記画面の "Notes special instructions" がそのための「備考欄」に当たる。"Edit" というボタンをクリックするとこのようにポップアップが表示される。書き終えたら "Save" ボタンをクリック。最後は "Submit Order" ボタンをクリックする。
|
| 次の画面からはPostFinanceというサイトで決済が行われると書かれている。使用可能なクレジットカードはMasterCard・Visa・AMEXの3種。決済はSSL通信で安全に行われる。ここまで来たなら、もう振り返ってはならない。Don't look back - 栄光は目前だ。 |
| この黄色い画面で、支払いに使用するクレジットカードの種類をまず選択する。PostFinanceというカードが2種類選べるが、日本人でこれを持っている人はまずいないはずなのでここでは無視する。VISA・AMEX・MasterCardから選択しよう。JCBカードは残念ながら使えないようだ。 |
| いよいよカード番号を入力する。特に問題はないと思われるが、念のため説明すると "Cardholder's name" は半角英数字で記入、カード番号はハイフンなしの半角数字を入力。"Card Verification Code" というのはクレジットカード裏面に記載されている3桁の数字になる。自分のCVV2/CVC2コードがわからないという方はクレジットカード会社に問合せてみてほしい。
記入を終えたら "Yes, I confirm my payment" (はい、私は支払いを確約いたします)ボタンをクリック。これをクリックしても即課金とはならないが、ショップとカスタマーのあいだに法的な購入契約が結ばれるというのは世界共通のルールだ。 |
| これはクレジットカード認証中の画面。無事に認証が終了すれば自動的にベラチスポーツへとリダイレクトされるが、もし戻らないようであれば最下段の "Back to merchant site" をクリックすれば戻れる。なお何らかのエラーメッセージが表示された場合、使用したクレジットカードが海外ショップで使えない設定になっている可能性が高い。その際はカード会社に問い合せ、「bellatisport.comで買物をしたい」と伝えることで制限を解除することが可能だ。
|
| 無事にカードの認証が終わり、ベラチスポーツにリダイレクトされた画面。24時間以内に注文処理が行われると書かれてある。この時、あなたのメールボックスには受注確認メールが自動的に届けられているはずだ。もし届いていないようであれば、スパムフォルダ等をチェックしてみると良いだろう。 |
| 受注確認メールはこのようなものが届く。件名は "Bellati Sport order confirmation" となっている。万一内容に不備があったり、購入した商品について質問をしたい場合等はこのメールに対する返信で問い合わせをするとスムーズに行く。 |
| 上記の受注確認メールとは別に、納品予定を知らせるメールが別途、約1〜2日以内に送られてくるはずだ。発送時にはあらためて追跡番号等が通知される。またこのメールの最後に書かれているように、クレジットカードへの課金は基本的に発送時に行われるが、為替レート等の理由からすぐに課金してほしい場合はそのようなフレキシブルな対応が可能なので、返信すると良い。英文なら"Please bill my credit card now(いま私のクレジットカードに課金してください)" という簡単な書き方で問題ない。特にリクエストしなければ商品発送時の課金となる。 |
さて、新生ベラチスポーツのウェブサイトを駆け足で紹介してきたが、使い方はご理解いただけただろうか。以下、非常に大事な点をまとめてみたい。
1. 小物の送料はサイトでの表示価格より安くなることが多い
2. 実際の決算はスイスフランで行われる
3. クレジットカードへの課金は、基本的に商品の発送時点で行われる
4. 納期まである程度の日数を要する商品については、クレジットカードへの課金のタイミングを選ぶことができる
これまで日本語表示がないという点がハードルとなりベラチスポーツでの購入を躊躇していたという方々に、この記事が一助となれば幸いである。さらに追記しておきたいのが、同社には現在日本語対応窓口があるという点である。サイトの使い方や購入について何か疑問点があれば、以下のTwitterまたはメールアドレスに問い合わせをしてみてはどうだろう。きっと親切に対応してくれるはずだ。
ベラチスポーツ 日本語対応Twitterアカウント:
https://twitter.com/bellatisportjpベラチスポーツ 日本語対応メールアドレス:
customer.service@bellatisport.comベラチスポーツ ウェブサイト:
http://www.bellatisport.com/ベラチスポーツはオーダーが機械的に処理されるWiggleやCRCをはじめとする英国系のメガストアとは異なり、元自転車競技選手でもあった店主アンドレア・ベラチ氏が一つ一つのオーダーを丹念にチェックし、きめ細かい対応を行なっているのが特徴だ。また、ヨーロッパ製品についてはフレームや完成車に限らず、完組ホイール等もコンチネンタルヨーロッパ最安と言われるBIKE24より安く提供されているものが多く、送料もBIKE24より安い。是非これを機に新生ベラチスポーツのウェブサイトを、あなたの巡回先に追加してみてほしい。きっと良いことがあるはずだ。
※この記事はCBN bike product reviewによるPR記事であり、記載の情報は記事執筆時点のものです