購入価格: ¥350~28,500 (税込)
『Raphaの直営店で初めてウェアを購入。とても充実した時間を過ごすことができた』
■ Rapha Cycle Club Tokyoでウェアを購入
Rapha Cycle Club Tokyo(以下CCTYO)は、渋谷区千駄ヶ谷にあるRaphaの直営店だ。前回の訪問では、Raphaの世界観を具現化した1Fのカフェスペースで食事を楽しみ、B1Fのショップでは憧れのRaphaのウェアを間近で見ることができた。このことは良い思い出になり、長らく余韻に浸れた。いつかまた来たいと思っていたのだが、その機会は意外に早く訪れた。
私は春秋に着られそうなジャケットを持っておらず、3シーズン着られそうなウィンドブレーカーのようなものを探していた。ちょうどその頃にRaphaのウインターセールがやっていたので、街乗りに相応しいウェアをCCTYOで手に入れることにした。最初はHooded Rain Jacketを1枚だけ買うつもりが、勢いで他のジャケットやTシャツ、ソックスまで。そして、セール期間は終わったのに、勢い余ってジーンズまで購入してしまった。今回の投稿では、実際にウェアを購入したときのことを中心に投稿したい。
Rapha Cycle Club Tokyo(左)
ウェアは全てCity Collectionから選択。オンラインでは早々に完売したものも手に入れられた(中央・右)
■ 電車でもアクセスしやすい位置
前回は自転車に乗って訪問したが、その後は電車に乗って行ったこともある。JR千駄ヶ谷駅からだと、徒歩10分くらいだろうか。自転車乗りなら苦にならない距離だ。改札口を出て東京体育館の右側にある道をまっすぐ進み、明治通りの千駄ヶ谷三丁目の交差点を渡ってさらに進むと、左手にRapha Cycle Club Tokyoが見える。JR原宿駅からも割と近く、東京メトロ北参道駅からはもっと近い。電車でのアクセスが良いので、この辺に用があるときに気軽に立ち寄りやすい。
自転車でもようやく迷わず行けるようになった。千葉方面から向かうときは、靖国通りから新宿通りに抜けるとシンプルで分かりやすい。いったん新宿まで出て明治通り沿いを走って行ってもいいし、新宿御苑手前で左折して国立競技場の脇を通って行ってもいい。前回は信濃町を抜けて青山通りまで出てしまい、コンクリートジャングルの迷路から長い時間抜け出せなかった。私のように方向感覚に自信がない人は、できるだけシンプルなルートで行ったほうがいいかもしれない。
JR千駄ヶ谷駅の正面の道をまっすぐ進み、突き当りを左に曲がるとCCTYOに着く
■ カフェとしても高いレベル。洗練されたメニューを楽しめる
私がここを訪れたのはいずれのときもウェアを購入するためだが、やはりここに来ると1Fにあるカフェでフードやドリンクを味わいたくなる。Raphaの世界観を表した店内は、どこか外国に行ったかのような非日常的な空間。そんな場所で上品で洗練されたメニューを楽しむのは、まさに至福のひとときだ。
前回食べたサーモンサンドイッチはかなり美味しかったが、ローストポークサンドも私の好み。軽く焼いたパンに豚肉が2枚挟んであり、バルサミコ酢の酸味が効いている。挟んである豚肉がパサついていたらがっかりだが、厚切りされた豚肉には十分な旨味が閉じ込められていてジューシー。パン自体がとても美味しいので、他のサンドイッチも試したくなってくる。
量が少ないメニューばかりかと思いきや、ビーフストロガノフのようなご飯ものもある。バターなどの油脂が少ないせいか、ルーはとてもあっさり。ご飯の方にも軽く味が付いているので、味に物足りなさは全く感じないし、とても美味しい。自転車に乗ってきたときに食べても、これなら胃にもたれない。
ドリンクはホットのジンジャーエールやアイスのアメリカンコーヒーを注文。ホットのジンジャーエールは寒い時期にぴったり。アメリカンコーヒーは上品でかなりすっきりした味だが、もうちょっとコクのあるコーヒーを選べばよかったかも。次回はエスプレッソをRaphaのカップと共に楽しみたい。
ローストポークサンドとジンジャーエールのホット(左)
ビーフストロガノフとアメリカンコーヒー(中央)
お土産にはTeam Skyの補給食を再現したライスケーキを。こちらは別途投稿予定(右)
■ 直営店の良さを生かして納得のお買い物
ショップはB1Fにある。CCTYOの入り口はカフェ側だけでなく階段の近くにもあるので、カフェを利用しない場合は直にショップに行くこともできる。ショップは無機質な空間にRaphaのウェアが入ることで、クールで高級感のある雰囲気を醸し出している。広いスペースではないが、天井が高いので狭さを感じさせない。Raphaのラインナップをひと通り見るにはちょうど良い敷地面積だ。
前回は色々なウェアの細かい点をチェックしなかったのだが、実際にウェアに触れてみると色々なことが分かってくる。例えば、Track JacketやMerino Shirtは似たようなデザインをしているが、Track Jacketの方がずっと生地が厚い。生地の厚みや質感、色味など、公式サイトの情報だけでは得られないような細かい部分が分かるのが実店舗のメリットだと思う。
もちろん、最大のメリットは実際に試着して自分にぴったりのサイズのウェアを手に入れられることだ。試着の際、スタッフにサイズ感を確認してもらえば安心。大きすぎて肩の部分が下がったり、小さくてパツパツになることもない。お洒落なウェアは適正サイズ(シルエット)で着たいところ。購入の際は面倒でも試着したほうがいいと思う。ちなみに試着室は2つ用意されている。
そして、Rapha製品に精通しているスタッフがいるのが直営店の強みだ。彼らはRaphaのウェアのユーザーでもあるので、自分自身の使用感に基づいたアドバイスをしてくれることもある。例えば、私が購入したMerino Cool NeckやRapha Jeansは、接客にあたったスタッフが着用していたので、ウェアが適した時期や重ね着、着まわし方、手入れなどについて具体的に聞くことができた。尚、店内にはiPadが置かれており、基本情報ならネットで確認することも可能だ。
面白いのがレシートをメールで送付してくれるサービスだ。購入時に氏名とメールを伝えれば、次回以降は氏名を伝えるだけで送付してもらえるようになる。紙のレシートも受け取れるが、これなら紙のレシートを紛失しても返品や修理(リペア)のときに安心だ。尚、購入の記録は氏名と共にコンピューターに保存されているようで、登録さえしておけば保証は大丈夫そうだ。
写真の赤枠付近にも入り口があり、直接B1Fのショップに行くこともできる(左)
メールで送付されたレシート。紙のレシートにも氏名とメールアドレスが印刷されている(中央)
自転車で訪問したときはサコッシュにウェアを入れてくれた。徒歩のときは紙袋(右)
■ 前回以上に充実した訪問
CCTYOにウェアを購入するために何度か訪れたが、いつも期待どおりの満足感だった。ショップでのスタッフの接客や商品説明はとてもしっかりしていて、気持ちよく買い物ができた。それにカフェもレベルが高く、CCTYOの訪問をより充実させてくれる。最近はあまり自転車で新宿方面に行っていいないのだが、今度はカフェで優雅な時間を過ごすために訪れようと思う。
価格評価→★★★☆☆(ショップのセール期間はかなりお買い得。カフェは星4つ)
評 価→★★★★★(レベルの高いカフェ、気持ちの良く買い物ができるショップ)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー