いまでは地方地域でよく見かけるようになった道の駅
栃木県では県全域を訪れることができるように建設されています。
今回、道の駅をめぐってみようと思った理由は
交通情報サービス株式会社 ATISとプリーペーパー道の駅が共同主催、栃木県道の駅連絡協議会が協賛で開催していた
『栃木県 道の駅デジタルスタンプラリー2016』
のポスターを見かけたので、(景品的にも)やってみようと思いました。
開催期間 2016年8月10日~11月30日
景品は
3駅賞 那須サファリパーク ペアチケット (20組)
10駅賞 大野養蜂園 はちみつ詰合わせ (10名)
コンプリート賞 馬頭温泉いさみ館 ペア無料宿泊券 (2組)
現在、栃木県にある道の駅は24駅ですがイベントでは23駅になっています。
(道の駅ましこが10月オープンため含まれていません。)
http://yahoo.jp/HWuWZb一筆書き参考ルート
このイベントのいいところはデジタルスタンプであることです。
既存のスタンプラリーもありますが、そちらは一般的な台紙にスタンプを押していくタイプで
『道の駅が営業している時間にしか押すことができない』という点がネックになっています。
その点、デジタルスタンプはGPSの位置情報と各駅のQRを読み込むことでスタンプを取得できます。
道の駅をチェックポイントとして休憩程度の寄り道が多い自分には既存の方は不向きであったため参加していませんでしたが、こちらなら営業時間外でも大丈夫なので気軽に参加できました。
3日間に分けてめぐりました。
1,しもつけ、壬生、にしかた、たぬま、みかも、思川
2,にのみや、はが、いちかい、もてぎ、ばとう、きつれがわ、ろまんちっく村
3,日光、しおや、湯西川、しおばら、黒磯、友愛の森、伊王野、与一の郷、博物館、やいた
道の駅にはトイレ、物産、レストラン、など休憩するためには十分な施設になっており
駅間も最長で32km、最短で3.7kmと思いの外離れていません。
また、湯西川には日帰りの温泉施設や足湯があり駅併設のため室内にベンチがあり
ろまんちっく村も温泉施設と併設していたり、情報スペースにテーブルがあったりと、一般的な道の駅と比べて過ごしやすい環境が整っていました。
また、友愛の森、与一の郷、博物館などは郷土歴史に関する資料館など地域の歴史などを知ることができます。
黒磯には邸宅があり見学も出来るようなので個人的に時間を作ってもう一度訪れてみたいです。
友愛の森だけしか確認できませんでしたが自転車修理用の道具の貸し出しをしてくれます。
残念(?)ながら自分は困っていなかったので借りませんでしたが、写真を見るとポンプ、六角レンチだけでなくチェーンカッターなど置いているみたいです。
トラブルに関して言うと、道の駅は鉄道から離れたところに位置しているところもあるので
復旧不可能なトラブルが発生した場合、リタイアをしようにも公共交通網がなく身動きが取れなくなる場所もあります。
普通のライドもそうですが、よりトラブルに注意した準備をしてから走ってください。
景品応募の交通手段に“自転車”が選択肢にあるのは、ATISさんや栃木県からの認知度が高いことの現れですね。
来年はツール・ド・とちぎの開催もあるので認知度があるのはわかっていても驚きました。
栃木県の道の駅めぐりは楽しいイベントで、気分的にはセルフセンチュリーライドのような感じでした。
県南の方は景観はまずまずですが、日光・那須方面は男体山や那須岳が近くにみることができて綺麗でした。
今回は11月中旬に知ったため急ぎ足でゆっくり回ることが出来ませんでしたが、道の駅だけではなくその周辺地域にも寄り道してみたいところはあるのゆっくり時間を使って巡ってみたかったです。
既存のスタンプラリーは営業時間縛りもさることながら、台紙の持ち運びがめんどくさいので
デジタルスタンプ方式はこれから採用されて欲しい方式です。
スタンプデザインも今後の開催があれば、各駅のデザインを採用して頂きたいですね。
ATISさんには景品はともかくとして全国的な普及に期待しています。
価格評価→★★★★★(←食費、輪行交通費だけですから)
評 価→★★★★☆(←ゆっくり回って地域に触れたかった)