購入価格 ¥1,500-(当日入場料)/ ¥1,300(当日Web購入)
今年も行ってまいりました。サイクルモード。
毎年恒例で書かせていただいているので、今年も「これだけは!」と書かせていただきます。
2014にアンカーが不参加となり、2015はGIOS/BassoのJob Internationalや、パナソニックも不参加になってしまい、どんどんメジャーブランドがいなくなってしまっています。
見渡しても、メジャーブランドとしては、入り口から見える「Pinarello」「De Rosa」「Ridley」「Look」「Cervelo」、そして今回目玉としては初出展の「Canyon」でしょうか。
かなり寂しい状況です。
それでは入り口から。
昨年と同様、入り口にはPinarello、Ridley、DeRosaです。
Ridleyの試乗は、長蛇の列が見れます。
今回試乗可能なメーカーが少なかったためか、どこも試乗がパンク状態で、気軽にさっさか試乗したいな、ということができませんでした。
ピナレロは大きなフルームの写真と、「フルームスペシャルエディション」のF8が。
なんとなく、今回は見たい自転車もなく、ふらっとピナレロブースを通過するつもりでいたら、SKYカーが展示されていました。
なにこれ!気になる!
「外品」と書いてあるので、カワシマサイクルサプライは関係なさそうです。
ちょっと調べてみるとありました。
HOH'S WORKS。これですね。
車がないので必要はありませんが、こんなキャリアがあるんですね。
なんか格好いいのでした。
ピナレロブースの奥にはこんなものが。
フルームの勝利の秘訣?
TURBINEという鼻腔拡張ツールでした。
お試し版として¥500でバラ売りしていました。
試しに買って付けてみたんですが、ふと周りを見渡すと周囲に多数の鼻から黄色いものをぶら下げた人がたくさんウロウロ。
ちょっと異様な空間。
過去は、物販はほとんど見なかった気がするのですが
(過去に「これどこで買えるんですか?」と聞いたときに、「扱いがまだ少なく(中略)物販は禁止されてるのですが、特別に」とあるものを売っていただいたこともあったのですが)
今回は、ちょこちょこ物販があったように思います。
ちょっとかわいいトートや、下にボトルケージが付けられる面白いリュック、
ほかにも自転車柄のネクタイやなんかが物販されていました。
あまり昨年と大きな代わり映えもなく、少しテンションを落としながらウロウロしているとビバンダムくんの姿が。
記念撮影に応じていました。
ビバンダムくんかっこいい。
今回、人を集めていたイベントの一つにこんなものがありました。
タイヤチューブ交換タイムトライアル!
早い人は4分台で交換していたようです。
過去はELITEブースで、ローラー台のタイムトライアルをやっていましたが(今回もやっていましたが)タイヤ交換をイベントにしたものは初めて見ました。
今回このように、「面白いな」と思った展示方法の一つに、
ABUSのロックの「切断実験」!
ワイヤー式のものと、U字ロックそれぞれを切断できるのですが、「ワイヤーはこんな簡単に切れるんです」「でもU字はこんな強い!」というもの。
でも、U字はボルトカッターが開きすぎて力を掛けづらかったり、いろいろ条件的に「どーなんだろうなぁ」なんて思いつつも、ワイヤーの弱さを体感できる滅多ない機会となりました。
(自分でなかなかロックをカットすることもないですしね)
今回人を集めていた展示は、
Zwiftというローラー台を使い、仮想空間を走るというツールのブースや
(あれ?右下に写ってるの別府選手!?気づかなかった)
Growtacなどの「実際に体験できる」というブースだったように思います。
試乗もどこも長蛇の列だったことを考えると、「実際に体験できる」ということが訪れた人たちの興味を引いていたのかもしれません。
が、何より人を集めていたのは
渡辺航先生のサイン会!
今回面白いなと思ったのは
こんな車を二段ベッド状態にして、自転車を収納可能にするツールや、自転車の積載に向いたキャンピングカーの専門店などの出展。
そして、一見自転車に関係が無いように思えるものの、確かに自転車とアイウェアは密接な関係があるので意味のある
メガネのシャンプーによるメガネ洗浄サービス等もありました。
自転車業界大手が参加しなくなった分、空いたスペースを埋めるように小規模メーカーの積極的な露出あったり、また異業種ミーツ自転車業界の場になっていくのかもしれません。
既にメジャーブランドがほぼほぼ撤退してしまい、業界の最先端を眺めることは難しい場になってしまいましたが、その分普通に過ごしていると出会うことのなかったようなものを見つける場として、サイクルモードはまだまだ活用ができそうです。
最後に、今回の気になりアイテムの写真を載せておきます。
BOMAのタンデム車は試作品かな?
コンプレッション系のホイール作ってるとは知りませんでした。
サイクルモードには以前から来ていますが、まじまじと間近で見るとすごいですね。OGRE。
ついに電動アシストロードバイク!YAMAHAが出していました。
でも、25km/h以上だと効かないんですよね。
上りをほんのりアシストしてくれる程度になりそうです。
どうしても登りが障害になるエントリにはいいかもしれませんね。
そして、全く知らないメーカーでしたが、どうやらアーチェリー業界から、そのカーボン技術を活かしWIA WISというブランドが様々な面白い自転車を出していました。
カーボンツーリング車!
グラファイトデザインや、YONEX、ニールプライドのように、他スポーツでのカーボン技術がまた自転車業界に新たな風を吹き込むのかもしれません。
アルミ+竹でアルブー!
そしてものすごく
不思議なクランクや、バトン?ホイール。
DeRosaのフレームのなかにくまモンがいました。
価格評価→★★☆☆☆(Webで買えば据え置きだけど、実質また値上がり)
評 価→★★★☆☆(楽しいんですけど、物足りないものもあり、評価難しいですね)