価格 ¥その辛さプライスレス
宮城県仙台市泉区の北西部に位置する泉ヶ岳。
仙台中心部からのアクセスもしやすく「宮城県の自転車乗りの(ヒルクライム)聖地」と呼ばれているとか、呼ばれていないとか。
アクセスは仙台駅からですと泉区方面へ北上、県道35号線に入り西進、道なりに国道457号線に接続、北西方面へ道なりに進むとたどり着きます。
457号に入りますと、泉ヶ岳への案内板もありますので迷うことはないかと思います。
457号を進むと十字路があり、そこを左折しますとヒルクライムスタートです。
十字路の逆側にはミニストップ仙台泉福岡店があり、複数人で登る際の待ち合わせ、ヒルクライム前の休憩・補給に重宝されています。
泉ヶ岳ヒルクライムはこの十字路をスタート地点とする説と十字路から少し入ったところにあるバス亭をスタート地点とする説がありますが、自分はバス停からのタイム計測をしています。
ゴールはスタート地点からおよそ7.3㎞ほどの地点である泉ヶ岳大駐車場とするのがメジャーかと思います。
この区間を何分で走るかで自分の実力を測る自転車乗りが多いため聖地となったのかと思います。
初心者で30分が目安、25分に近づくと速い人、なんでも最速タイムは18分なんて人がいたとかなんとか。
コースプロファイル
距離7.3㎞
獲得標高420m
平均斜度5.8%
となっています。
斜度だけ見るとそう辛い道でもありませんが、緩急の差がはっきりしているのでこのような斜度になっているだけです。
等高線入りの地図でみてみますと、標高200m地点から400m地点まで等高線を最短距離に近いレベルで結んでます。距離にして2㎞ほどではありますが、その区間を含む地点では平均斜度が10%前後まで上がります。
しかも、道が比較的まっすぐに走っているため、ライダーの心を折りに来る道でもあります。
このまっすぐ区間を抜け、カーブを曲がっていくとスノーシェードが顔を見せます。
シェード内は片側1車線の道路にセンターポールが設けられていますので、後方から車の来る気配を感じていたのなら歩道に退避して走行することをお勧めします。
シェード前から急こう配はなりを潜め、傾斜は楽になります。
タイム更新を狙う人なら最後の踏み時です。
もっとも、私はこの時点で足はスッカラカンですが。
しかし、シェードを抜け、ゴールの駐車場が見えてきたところに来て、またもや直線の登りです。
ゴールが遠い・・・
この300m弱程度の登りスプリントポイントのゴールがそのままヒルクライムのゴールになります。
道としてはその先のスプリングバレースキー場まで続いていますが、タイムアタックとして登られるのは、この大駐車場までのようです。
大駐車場からスプリングバレーまでは約4㎞。足に自身のある自転車乗りはそこまで登る様ですが、自分は未踏破。
いつか登ってみようと思います。
評 価→★★★★★ (長すぎず短すぎず、辛すぎず楽すぎず)