購入価格 ¥1200(入場料)
さて、今年も行って参りました。サイクルモード。
今年は諸事情により情報不十分となってしまいますが、見た範囲内/撮れた範囲内でお伝えしていきたいと思います。
入り口からの景色。
去年と同じくcolnagoブースがお出迎えしてくれます。
やはり「顔」があるって大事ですね。
「新城の乗った」という売り文句。
その「新城」のための「絆」モデル。
今年の新顔ともいえるディスクブレーキ搭載ロードよりもやはりこちらが「顔」であるように感じました。
そしてすぐ横にはリドレー。
アンケート結果にもあったように、リドレー人気って沸々と上がってきているような気がします。
しかも前面ともいえる場所にシクロクロスコーナー!
「へぇ」とこのときは思いましたが、後から考えると何か一つ今年のムーブであったような気がします。
そしてロード。
今年のリドレーの目玉と言ってもいいんじゃないでしょうか。
FENIXです。
というかこれ個人的に非常に気になるモデルです。
そしてその奥カンパコーナー。
やっと試せましたよEPS。
テストエリアが設けられていました。
シマノの電動はアルテを10分ほど触ったのみで、カンパEPSは今回が初めてでした。
ということで比較できるほどのものではありませんが、この「チャッチャッ」と切り替わる電動の気持ちよさはいいですね。
素直に欲しくなります。
で、変速の限界ライン、というかモタつきが出そうかな?というフィールが少しあったので待ち人いるにもかかわらず暫く回してしまいました。
あ。。。
チェーンが外側に落ちてしまいました。。。
どうもちょっとズレが生じてしまっていたようです。
ほんの少しの違和感はこのあたりが原因だったのかもしれません。
ちょっとやりすぎてごめんなさい。カンパスタッフさん。
そしてこの近辺で個人的に気になりメーカーもなくなったのでそそくさと奥へ進みました。
進むとまず目についたのがMIYATAブース。
まさに
コレを前面に押したブース作りをしていました。
こんなふうに今MIYATAが力を入れていることを知りませんでした。
見ていると作りが美しく「いいなぁ」と思ってしまいました。
そして今回も日本のフレームビルダーたちによる「ハンドメイドの魔術師たち」企画。
いつも通りのCHERUBIMさん。
「美しい」ですね。
もちろんオーソドックスな形も美しいのですが、特に前者のぬるっと曲がったシートステーに何やらぞくっとしてしまいます。
もちろん自転車も美しいのですが今回それより
ああ、なんだこれ。
美しい。
(*´Д`)ハァハァ
も一つ美しかったのがコレ。
かっこええええええ。
どうやらステンレス製のようです。
そしてこのブースの片隅にあった自転車ですが、実は今回のサイクルモードで私が一番欲しくなった自転車がコレでした。
リキシャタンク。
詳細は
こちらでどうぞ。
いや、なんつかこれ格好いいっすよ。
荷物もこんな積めちゃうんですよ。
しかも立てておけるとか、ちょっと面白いじゃないですか。
そしてこれ。
マキノさんのカーボン。
なかなか他に無いペイントですね。
独自設計のカーボンフレームだそうですが、どうしてもフレーム性能よりこの場合ペイントに目がいっちゃいますね。
金色は金箔だそうです笑。
さてちょっとところかわってずっと気になっていたパイオニアのペダリングモニター。
サイコンはAndroid OSを使用しているようで、データをこのままクラウドに、だなんてこともやっていました。
ちょうど体験会をしていたのでやってみました。
3分のうち2分練習、1分計測で、その1分でのペダリング効率を競う!的なことをやっていたようです。
画面左右に円が表示され、それぞれの出力、そしてペダルにかかっている力の方向が目で見えます。
いや、これいいですよ。
値段が値段なら導入考えちゃいます。
実走行中に見るのはちょっと情報多すぎて怖いですが、ペダリングの練習には逆に「これ無いと」と言ってもいいような情報が可視化されます。
ペダリング効率:45%
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
私どれだけパワーロスしてんだ。
さて、私の個人的趣味。
KOWAさんがBTB輪行箱を持ってきていました。
参考出展として持ってきていたのがこの黒いコレ。
プラスチックダンボールを使い、再利用性が上がっているようです。
サイズも一回り今のものより小さいようです。
ただ、小さくしているためハンドルを外さないとならないとのことでした。
価格はかなり上がってしまうそうで、そうなるとACORバイクポーターあたりと何で競うんだろうなぁと少し思いました。
輪行箱の際は固定に不満があり、さらにこのような素材となるのであれば是非ともフレームを固定できるようなマジックテープのようなものが箱から生えてると嬉しいなぁなんて話をしてきました。
ぜひいいものを作って飛行機輪行マニアを喜ばせて欲しいです。
そして、今回も沖縄をはじめ、北海道、屋久島、京都奈良(ここはまとめてのブースだったかな)といった地方のPRコーナーも。
沖縄が大きなブースでしたが、個人的に今回の一番のヒットは北海道のブースで配っていた「サイクルツーリズム in 北海道」という冊子。
PDFで配布されているので興味ある方は見てください。
これ、すごいいい冊子です。
これ以上無いくらい、とくに自転車を旅行に持って行く事になれない人にとって良い冊子です。
見ていただければわかるのですが、色々な想定コースはもちろん、気候/基礎情報、サイクリストへの良さ、自転車輸送手段情報、レンタカー活用方法まで。
これを見るだけで「じゃあちょっと行ってみようかな」という気持ちにさせられます(というか私はさせられました)。
正直他の地方も見習ってほしいです。
また、会場には
Cyclo Expressもブースを設けており「自転車とともに旅をする」という垣根が低くなってきたことを感じました。
とここまで書いてきましたが、この後例年やってるELITEブースのイベントに参加してしまったためあまり回る時間が取れなくなってしまうという失態を犯したわけで・・・。
----
今回全体的に感じたのはここ数年の自転車ブームがあり、それが下降傾向にある中で、入り口になっていたと思われるクロスやロードを前面に押し出すことから少し脱却し、シクロクロスや小径車、そして自転車を旅に使うといったような様々な楽しみ方を見せていこうとしているように感じました。
今までロードメインでやっていたようなところでシクロクロスやMTBを散見し「あれ?ここってこんなのも作ってるんだ」というような印象を受けました。
逆にMTBメインのブースが去年より減ったように感じたのはこの印象とマッチしておらず違和感でした。
もちろん多数展示があるため、自身の興味がロードだけだったのがロード以外に移っていっている、ということを現しているだけのようにも思います。
そうか。
サイクルモードは自分の心を映す鏡だったんですね。
この子も欲しいよう・・・。
価格評価→★★★★★(一日遊んで1200円。安く感じてきました)
評 価→★★★★☆(なんだかんだとやっぱり楽しいです。)