購入価格 ¥1200(入場料)
10月6、7、8日にATCホールで開かれた「サイクルモードフェスタ」へ行ってきました。今年は大阪ではサイクルモードは開催されないとの話だったのですが、「サイクルモードフェスタ」という微妙な名前になり、会場も昨年までのインテックス大阪からATCホールへ変更になってなんとか開催されました。真偽のほどは不明ですが同日にインテックス大阪で「ペット博」というのが開催されており、そちらのほうが多くの入場者を見込めるということで「ペット博」にインテックス大阪を取られちゃったそうです。(ソース:入場待ちの列に並んでいる時に私のうしろにいた人)
二日目の7日に行きました。自転車で行ったのですが特設の駐輪場に入る際は専用の用紙に氏名、バイクのメーカー、色などを記入し(二ヶ所)、半分を受付に提出、もう半分は自分で持っていて、帰る時にその自分で持っていた半分を提出して出庫するというシステムでした。用紙を提出する際に身分を証明する物の提示を求められました。ガードマンなどもいてセキュリティー面は非常にきっちりしていて安心感がもてましたが身分証明書がいるなんてHPにも書いてなかったような気がするんですが何も持ってなかったらどうするんだろ(私はたまたま免許証を持っていたのでそれを見せました)。東京のサイクルモードに自転車で行く方は身分証明証的なものを持っていったほうがスムーズに駐輪できるかもしれません。
駐輪場はバイクラックが設置されており、広さもかなりあって特に問題はありませんでした。
開場の三十分くらい前なのでまだガラガラ。
会場のATCホール。
「あんまり人いないなー」と思ったんですが中では開場を待つ人が行列を作っていました。
会場の様子。
展示スペースはインテックス大阪で開催されていたときと比べると半分くらいになっていたと思いますが私は朝から晩までいて、隅から隅まで見て回るというタイプではないのでこれくらいの規模がちょうどいいような気がしました。
入るといきなりピナレロのTTバイクがお出迎え。
超ディープ!スポークいらんクネ?ディスクで良クネ?(笑)
ピナレロブースで目を引いたのは「ドグマXC」
「MTBだとFフォークウネウネさせられないじゃんっ!」と思ったらシートステイで「工夫した動き」を見せてくれました。(笑)
二段重ねでステムキャップのようなものを取り付けてシートポストを固定するようになっているようです。どういう利点があるのかわかりませんが社外品のシートクランプが使えないのは確かです・・・w。
モトクロスインターナショナルさんではメチャクチャぶっといタイアのバイクが面白かったです。
サイクルボトルじゃなくてスキットル(笑)。これに寒さ対策用の度数の高いお酒を入れて雪の中へ走りに行くのでしょうか。
トライスポーツさんでは「MORTOP」というメーカーの削り出し系、アルマイト系のきれいなパーツが目を引きました。
私もMORTOPのヘッドパーツを使っていますがお手ごろ価格ながらボルトにアルミを使ったりして軽量化にも配慮されていて結構良い印象を持っています。KCNCに追いつけ追い越せといったところでしょうか。
抜きすぎ、抜きすぎっ!(笑)
あと、トライスポーツのブースでミョーに気になったのは端っこの方にひっそりと展示されていたASHIMAの「Pan Cake Brake」。説明読んだけどなんかよーわからんかったw。
劇画調猫目キャラクター。(笑)
アタッシュケースを利用したディスプレーがかっこいいです。(撤収も簡単そう)
トレックの人がマドンとドマンについて一生懸命説明していたがそんなモン逆立ちしたって買えるわけないので俺の心には全く響かない・・・。
SEV
何も言えねーっ!!(笑)
3T
あうううう、かっちょええ。かっちょええです。惚れそうですぅ。(笑)
シクロクロスでディスクブレーキが解禁されたからかディスクブレーキ搭載のシクロクロスバイクがちらほら展示されていました。
でもシクロクロスバイクどまりで「ディスクブレーキロードバイク」と銘打ったものはみかけませんでしたね。ディスクブレーキロード愛好家の私としてはその辺ちょっと期待していたのですが残念でした。
ちょっと変わった展示としてはカーボンフレームの非破壊検査システムというものがありました。
目の前でデモンストレーションしてくださいました。カーボンフレームに水を少しつけて箱状の検査機器をフレームに当てるとカーボン素材の内部状況が隣のモニターに表示されます。人体の検査に使われるエコーの技術を応用したものだそうです。
これからどんどんホイールもフレームもカーボン化されていくでしょうからこういう技術は目立たないですが非常に重要ですよね。
シマノさんは今回はホイールの展示に力を入れているようでした。
リムのカットモデル
うっすっ!マジか・・・。
デカッ!(笑)
11スピード時代の到来を感じさせます。
いろんな地域の観光協会のようなところがサイクリストに来てもらおうとブースを出していました。下の写真は奈良県。
ハッ!この角はっ。
はーいっ、せんとくーん!
10月ですが諸肌脱いでがんばっていました。(笑)
疋田さんがジュニアスポーツ車について熱く語っていらっしゃいました。生ヒキタさんを始めて拝見しました。
なぜか疋田さんとせんとくんがダブってしまう・・・。
お手ごろ価格で良質なケミカルを提供してくれている庶民の味方、エーゼットさんです。
エーゼット山盛り。
エーゼットブースで一番気になったのはじつはケミカルではなく「リフィーラー」という容器です。
これに液体のケミカルを入れてコンプレッサーや自転車の空気入れでエアーを充填するとそのケミカルがスプレーできるというものです。
スプレー缶のゴミが出ませんし、自分でブレンドしたスペシャルオイルなんかもスプレーすることができるわけです。灯油を入れてパーツクリーナーとかもいいかもしれません。
でも私がこの容器がいいなと思ったのは何も入れずに空気だけ充填すればブロワーとして使えるのではないかと思ったからです。ちょっと試してみたいのですが結構いいお値段しますし、過去のトラウマなどもあり(笑)まだ購入にはいたっていません。激しくレビュー希望です。
おみやげもくれました、いいカイシャだー。
こちらはパナソニックさん。
非常に上品なチタンバイク。
豊岡選手のシクロクロスバイク。
クランクのアルマイトがはげていたり、バーテープが汚れていたりして実際にレースに参戦した痕跡がありありと見えて、本物のレース用機材という感じで迫力がありました。
今回のサイクルモードフェスタで最高にしびれたバイクがパナソニックブースにありました。それがこのツーリングバイク「オーストラリア横断スペシャルセーリングモデル」です。
見てお分かりとは思いますがバイク前部に帆がついていて風を受けて走るようです、帆の調整をするロープを巻き取るために釣りで使うリールがついています。
いやー、あの「ベロウェイ」を超える衝撃でした(笑)。この帆に追い風をパンパンに受けて走ったら最高に気持ちいいでしょうね。最高に恐ろしくもあるでしょうが・・・。(どうやって止まるんだろ)
試乗は今回もしませんでしたが試乗コースは完全な屋外に設定されていました。海沿いでロケーションも良く、直線主体で気持ちよく走れるコースだったのではないかと思います。(雨だと厳しいでしょが)
賑わう試乗コーナー
試乗コース
価格評価→★★★☆☆(展示スペース少なくなってんからちょっとは勉強してーや)
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→2012