購入価格 ¥1200(当日) 1000(前売り)
今年ももうこんな時期なんですね。
今年も行ってまいりました。Cycle Mode。
せっかくなので、今年も見てきた範囲でレポートしたいと思います。
今年は金曜スタートの例年とは異なり、土曜/日曜/祝日の三日間開催となりました。
私は11/4月曜日の最終日。12時頃に入場しました。
今年の入場目の前のブースは、Pinarelloでした。
休日三日間で行われたため分散したのか、単純に少ないのかはわかりませんが、例年よりかなり空いていたように思います。
残念ながら今年は、ColnagoやFuji等大手の出展が無くなってしまいました。
年々減っていきますね。
やはり、CycleModeの「華」といえば、自転車も車種様々ありますが、ロードバイクだと思います。
そんな中でも今年もっとも輝く「華」は
これでしょう!
フルームも非公式ながら初日来ていたそうですね。
しかし、どちらかといえばPinarelloでは気になったのはこっちの方でした。
ちょこちょこCyclowiredやなんかでは見た気がしますが、実物見たのは初めてでした。
かなり特徴的な集合部ですが、乗り味にどんな影響あるんでしょうね。
しかし、「華」であるロードではありますが、去年あたりからは共通した目新しいテーマや流行のようなものが弱い気がします。
一昨年は間違いなく「エアロ」というテーマがあったように思います。
去年はディスクロードが押されていたように思いますし、今年もその延長ラインにはあるような気がしますが、現時点で競技で用いられない関係か、いまいち弱さが否めません。
今年はパイオニアが、Garminが、Rotorが、パワーメータを出してきており、一大ムーブなんだろうなぁとは思うんですが、でもそれって自転車本体じゃないですもんねぇ。
ただそんな中、私がサイクルモードで気になっていたロードが三つありました。
一つはStorck Aernario
ドイツ誌で歴代最高得点をたたき出した逸品です。
Storck自体、試乗できる機会がほとんどないので、今回は非常に楽しみでした。
あいにくの雨で屋内のみの、特殊な路面状況での試乗のみとなりましたが、このバイクの良さの一端は間違いなく感じることができました。
いやー、ほしいです。
無理だけど。
もうひとつは、KhodaBloom Farna
エントリー価格帯に強いイメージのKhodaBloomが、なんとDuraAceを付けて40万オーバーの価格帯で完成車を出してきた!
というのは、私の中ですごい強いインパクトでした。
しかし、ブースはタイムトライアル実施で込み合いしょぼーん。
せっかくなのでタイムトライアルエントリーしたら、今度は機器故障で参加できずしょぼーん。
色々しょぼーんが重なり、乗ることができませんでした。
最後は、Anchor RS8。
「レースでは落車も多く、超軽量なフレームは破損のリスクが増すのも事実。
そこでRS8は過度な軽量化は追求せず、ハードユースのレーサーでも臆せず乗り込める」という公式の売り文句。
え、これってつまり「多少のことじゃ壊れねーよ?」ってことですよね!
それってすごい魅力じゃないの!?
が、こちらもうまくタイミング合わずに試乗できませんでした。
事前登録なるものもやっていたみたいなので、うまく活用できればよかったんですけどね。
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個人的に今年一番うれしかったコーナーがSIDIでした。
最上級モデル全サイズ試着可能!
私はSIDIを愛用してるんですが、足の形的にちょっとサイズ感が掴みづらく非常にありがたいサービスでした。
メガ(幅広)タイプもきちんとサイズをそろえてあり、「自分に合う足形どうなんだろうなぁ」というのが納得いくまで試すことができました。
ショップなんかだと、在庫の関係で試せなかったりもありますもんね。
今年はカモ柄くるのか!?
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昨年までやっていた、ハンドメイドの魔術師のコーナーは今年は無くなっていました。
が、各社ちゃんと出してきていました。
36インチ!
「去年も見たなぁ」だと残念ながら、「真新しさ」はちょっと欠けますね。
見ていてきれいだし非常に楽しいのは楽しいんですけれど。
自転車専門学校の生徒さんの作品だそうです。
後ろのコイル状のものは、なかにシュラフ等を詰めるキャリア目的なのだとか。
面白いですね。
今18歳から50代まで幅広い方がいらっしゃるそうで、ついに今年度で卒業生が出るようですね。
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今年は、大手の出展が減ったかわりに、細かいものが目に付いた気がします。
ちょっとこのサイコン/カメラマウンタいいなと思いました。
やりたいことはよくわかるのだけれど、見た目のインパクトが・・・ねぇ。
小物(?)系一番の注目はBTB輪行箱!
プラスチック段ボール製の新製品ですが、ちょっとお値段は張りますがここまで小さくなるとのこと!
うちに鎮座するAlan BikeBoxや、Evoc BikeBagやらを考えると、ちょっと乗りかえ考えてしまうなぁ。
輪行といえば、地方ブースは今回かなり大きくなっていました。
私が去年非常に気に入った北海道の冊子。
パワーアップしたらしいですよ!自転車での旅って本当に魅力だと思うんですよ。
ブースでの展示って難しいとは思うんですけど、もうちょっと「その場所を走る魅力」が伝わるような工夫があるとよいのになぁと思いました。
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今回は駆け足で回ることになってしまい、見たいのに見きれない部分も多々ありました。
なんだかんだ言って、「自分の好きなものがたくさん置いてある」ってそれだけで楽しかったりします。
徐々に大手がどんどん手を引き始めていて、寂しい部分もありますが、逆に普段目にすることのないようなものに触れる機会が増えている気もします。
なんだかんだ言って私にとっては楽しいイベントです。
実は今回乗って一番楽しかった自転車。
な、なんだこのハンドリング!
価格評価→★★★★☆(1日遊べるし、安いっちゃ安いような気もする)
評 価→★★★★☆(楽しいけど、やっぱり大手もちゃんと来てほしいなぁ)