サイクロコンピュータを購入して最初にすることはタイヤ周長の設定です。各サイコンの取扱説明書に解説があると思いますが、なくしてしまった場合は以下を参考にしてみてください。なおこれはあくまで基準値であって実際はライダーの体重や空気圧によってタイヤ周長は変化します。丁寧なショップでは正確な測定をしてくれることもあります。バイクにまたがってホイール一周分前進し、進んだ距離をメジャーで測るアレです。以下に図を示します。左側の方法で簡単に計算することもできますし、右側の絵のように、実際にバイクにまたがり普段使用する空気圧でホイールを一回転させても測定できます。
※図はクリックで拡大します。
とはいえ体重の微妙な変化や空気圧によってサイコンの設定を変える人は、実際にはあまりいないかもしれません。
以下は簡単に設定したい方向けの早見表です。なお、以下の数値は絶対ではありません。
例えばSIGMAのサイコンによると、700x23Cは2133mmとなっています。
また、上記の図にある二つの方法で実物のホイール周長を計測しても同じ結果になることはまずありません。
700C系(ほとんどのロードバイク)
ETRTO表記
700C Tubular 2130mm
700 x 18C 2070mm
700 x 19C 2080mm
700 x 20C 2086mm 20-622
700 x 23C 2096mm 23-622
700 x 25C 2105mm 25-622
700 x 28C 2136mm 28-622
700 x 30C 2146mm 30-622
700 x 32C 2155mm 32-622
700 x 35C 2168mm 37-622
700 x 38C 2180mm
700 x 40C 2200mm
700 x 44C 2224mm
20インチ
ETRTO表記
20 x1.25 1450mm
20 x1.35 1460mm
20 x1.50 1490mm
20 x1.75 1515mm 47-406
20 x1.95 1565mm
20 x1-1/8 1545mm
20 x1-3/8 1615mm
26インチ(ほとんどのMTB)
26 x 7/8 Tubular 1920mm
26 x 1.25 1950mm
26 x 1.40 2005mm
26 x 1.50 2010mm
26 x 1.75 2023mm
26 x 1.95 2050mm
26 x 2.00 2055mm
26 x 2.1 2068mm
26 x 2.125 2070mm
26 x 2.35 2083mm
26 x 3.00 2170mm
26 x 1(571) 1952mm
26 x 1-1/8 1970mm
26 x 1-3/8 2068mm
26 x 1-1/2 2100mm
26 x 1.0(559) 1913mm
29er(最近流行のトゥーナイナー)
29 x 2.1 2288mm
29 x 2.3 2326mm
650関連(トライアスロンマシン、ランドナー他ツーリング車)
650 x 20C 1938mm
650 x 23C 1944mm
650 x 35A 2090mm
650 x 38A 2125mm
650 x 38B 2105mm
一部ミニベロ及び特殊系
16 x1.50 1185mm
16 x1.75 1195mm
16 x2.00 1245mm
16 x1-1/8 1290mm
16 x1-3/8 1300mm
17 x1-1/4(369) 1340mm
18 x1.50 1340mm
18 x1.75 1350mm
22 x1-3/8 1770mm
22 x1-1/2 1785mm
24 x 3/4 Tubular 1785mm
24 x1 (520) 1753mm
24 x 1-1/8 1795mm
24 x 1-1/4 1905mm
24 x 1.75 1890mm
24 x 2.00 1925mm
24 x 2.125 1965mm
27 x 1 (630) 2145mm
27 x 1-1/8 2155mm
27 x 1-1/4 2161mm
27 x 1-3/8 2169mm
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