2012-03-17 [特集] Taipei International Cycle Show 2012 - Part 4

皆さんこんにちは、サイクルベース名無し管理人です。

この投稿は通常のサイクルパーツレビューではなく、サイト管理人が皆様にお届けする特集記事です。ご了承ください（興味のない方は飛ばしてください）。

この投稿は [特集] Taipei International Cycle Show 2012 - Part 3からの続きです。


やや変わったもの

会場で見かけた発明品的なものを少しだけご紹介します。左下はトップチューブ可変のミニベロです。自分の体格に合わせて長さを変えます。収納時は一番小さく。乗車感の変化など聞いてはいけません。二枚目はスタンド変わりになる（らしい）ペダル。頼りなさげですがちゃんと機能していました。三枚目はダイナモの一種でチェーンとの摩擦で小さいローラーを動かし発電。見た目かなり重そうでした。発明品で一山当てようという感じの小さいブースがたくさんあってなかなか興味深かったです。



下の三枚もダイナモです。ハブを分解する必要はなく、スポークに回転体をひっかけて発電しています。得られた電力でUSB機器に給電可能。今回、この手の外付けダイナモはよく見かけました。



左下、STRというブランドの変わったサスペンションです。アウターケースが上側にきています。メリットは不明です。二枚目は現在では台湾ブランドのサンツアーのサスペンション。三枚目は発明とは関係ないですがマグラのサスペンション。なかなかカッコいいサスです。マグラというとディスクブレーキのイメージが強いですがサスにもかなり力をいれていることが伺えました。キャッチコピーもいつのまにか "The Brake People" から "The Passion People" に変わっていました。




ブランドいろいろ

次は会場で見かけた見慣れないブランドを見ていきたいと思います。左からイキマショー、アサマという日本名のブランド。アサマはMTBに合いそうな名前です（グラファイトデザインのドッケみたいな感じ？）。三枚目は何と読むんでしょう。フリッツジョウ？　これはブランドというよりOEMを手がけるメーカーが自社名を仮に車体に入れているのかもしれません（そういうブースは結構ありました）。



次、最初の二枚はちょっと衝撃でした。一枚目、目にした途端に私はTREKの旧ロゴを思い出しました。大丈夫なんだろうか。TREKの人が見たら…などとやや心配です。二枚目もかなり…GIANTのRIDE LIFEのコピーをもじっています。本気の商売をしているわけですからパロディというわけには行かないでしょう。この二件についてはこれ以上のコメントを自粛。三枚目はMASSTECというブランド。



左下、ADKとSDというブランド。とにかくこういう見たことのないブランドが山ほどあって、なるほどこういう中から淘汰されてエキノクスやCKTのようにやや知名度が上がり、最後にはメリダみたいなビッグブランドになっていくのかな、と思いました（根拠のない推測）。ただ、ブランド名は結構安直なものが多く、例えば三枚目のUBikeというブランド名・ロゴ、個人的にはなかなか良いとは思うのですが、◯Bike、◯◯Bikeというネーミングは非常に多く、もうちょっと工夫したほうが良いような気もしました。



それでは次回に続きます。