皆さんあけましておめでとうございます!!
今回もアンケートへのご協力ありがとうございました。
第34回目のアンケートは「2009年、あなたが最もびっくりした出来事は?」というテーマでした。
まず最初にお断りです。
今回の選択肢の中からは、非常に重要なものが抜けていましたよね。
それは、忌野清志郎の死です。
リストに入れなかった理由は、単に私が忘れていたからです。すみません。
私もキヨシローが好きですが、今でもキヨシローが死んだという実感があまり持てません。
なんだか、まだ死んでいないような気がします。
選択肢に入っていたら、たぶんびっくりした出来事ナンバーワンになっていたかもしれませんね。
では以下、今回の結果を見ていきましょう。
この結果を見て思うのは、2009年ってほんとハンパじゃなくいろんなことがあったな、ということです。2008年も相当いろんなことがあった年でしたが、2009年はさらにすごかったような気がします。
参考までに、以下、2008年の暮れに行ったアンケートの結果です。
どうですか皆さん。あの頃、我々はパリのリヴォリ通りを二人の日本人が駆け抜けることを想像できていたでしょうか。マイケルが死んで、酒井法子が逃げて、民主党が政権を取ることを予想していたでしょうか。おもしろいですね。何があるかわかりませんね。
世の中全般の動きとしては、日本も世界もリーマン・ショック以降の不況からは立ち直ることができませんでした。昨年の暮れにはドバイの不動産会社の資金がショートしてしまって、また恐慌か! とヒヤヒヤした人も多かったでしょう。日本は公式にデフレ状態にあることが確認されました。新品のジーンズが980円で売られ、昼食を300円のお弁当で済ませるサラリーマンも増えてきました。世界中でクルマが売れなくなった・・・
自転車の世界では、パッとしなかったプロサイクリング界にランス・アームストロングが復帰、いきなりツール・ド・フランス三位入賞の快挙。そして新城幸也と別府史之が日本人としてはじめてTDFを完走。経済のニュースとは対照的にアゲアゲな感じの一年となった・・・かと思われたものの、最後の最後でエキップ・アサダが電撃発表。2010年はUCIにチームを登録しない! 結局、経済危機の影響はまだまだ色濃く残っていることを再認識させられる結果となりました。
それでも決して諦めない浅田監督。
がんばれ浅田監督。今回のアンケートでちょっと驚きだったのは、マイケル・ジャクソンの死が二番目につけていること。一般的な意味では当然、大ニュースですが、サイクルベース名無しでもこれだけの票を集めるとは思いませんでした。皆さん、"THIS IS IT"は見ましたか? 私は見ました。とても良かったです。彼はものすごい完璧主義者で、プロフェッショナルだったんだな、と思いました。なんというか、ああいうタイプのアーティストは、マイケルが最後だったんじゃないか、と思いました。一言で言うと、プロ意識がすごい。ああいうプロ意識を持っている人は、本当に少なくなったと思います。マイケル・ジャクソンの死で、確実に一つの時代が終わったように思います。皆さんの中にも、そんなふうに思った方が多かったのかな。
キヨシローも死んだ。マイケルも死んだ。グランツールはぱっとしない。景気も悪い。
でも、こんな世の中でもランス・アームストロングはなんか輝いてますね。「おまえらシケた顔してんな。もう一回、本気で熱い勝負をしようぜ」と一人息巻いている感じなのが、いいですよね。
不況など知ったことか。誰が死のうと知ったことか。クスリを打ちたいなら打てばいい。酔っ払って裸になりたいなら、なればいい。そんなことはどうでもいい。俺は今年、あの小生意気なスペイン人の小僧をぶちのめす!
昨夜ランスと電話で話をしたとき、そんなふうに言っていました。
嘘ぴょんw
でも、ランスはそんな感じのこと言いそうでしょ。元気付けられますよね。今年の活躍が見物ですよね。
さて、今回のミニアンケートの結果は如何でしたか。
近日中にまたアンケートを実施しますので、ご期待ください。
それでは皆様、今回もご協力ありがとうございました!
そして、今年もどうぞ宜しくお願いします。
とにかく健康と安全を第一に、自転車のある生活を楽しみましょう!!