皆さんあけましておめでとうございます!
アンケートへのご協力ありがとうございました!
今回は2008年最後のアンケートでした。一年の総括のようなものですね。
あらゆる意味で「大きな変動の年」となった2008年も残りあとわずか。あなたにとって最も印象深かったニュースは。(投票者数:359 有効投票数: 359)
まず結果をご覧ください。
とにかく2008年は異常な一年でした。今回のアンケートでは「世間一般を賑わせたニュース」と「サイクリング関連のニュース」から、「最も印象に残ったニュース」を一つだけ選んでいただくという内容でしたが、合計で52%の方、つまり半数以上の方が、サイクリング関連以外のニュースを挙げました。やはり大変な一年だったのです。今年はさらに大変な一年かもしれません。
サブプライムローン問題に端を発し、リーマン・ショックがトリガーとなって一気に爆発した感のある世界経済危機はサイクリストにとっても重大ニュースだったようです。予想外の円高で海外ショップから安価にパーツを手に入れられるというささやかな僥倖もあったようですが、中長期的にはこれから様々な局面で私達の生活が逼迫してくるのかもしれません。それでも自転車に乗っていればつまらない心配事などふっとんでしまいますね。皆さん悩み事があるときはとりあえず自転車に乗りましょう。すっきりしますよ。
二位にはランス・アームストロング復活のニュースがランクイン。これはやはり衝撃的なニュースでした。このニュースを超えたリーマン・ブラザーズのすごさがわかります。それに比べてコンタドールはあまり華がないのか、注目度はあまり高くないようです。あやうく毒入り餃子事件にさえ負けてしまうところでした。それでいいのかコンタドール。個人的には新城幸也のブイグ・テレコム移籍はたいへん嬉しいニュースでした。ツール・ド・フランスを走ったことのある唯一の日本人である今中大介や、つい最近まで唯一の日本人プロツアー選手だった別府史之といった人々を超える活躍を見せてほしいものです。新城幸也には華がありますね。スター性というのでしょうか。今年はブエルタ・ア・エスパーニャ出場の可能性があるらしいので大いに期待したいものです。
サイクルパーツ関連では、やはりシマノの電動デュラエースへの注目度が高いようです。サイクルモードで試乗した方々の評価は概ね肯定的だったようです。私個人としてはあまり興味がないのですが(老化してきているのかな?)、賛否両論や改善の余地があるとしても、伝統的な日本の「ものづくり」の姿勢が見えるところは好感が持てますね。特にリアメカの動きにあわせてフロントメカが自動トリムしたりといったあたりは、日本人ならではのきめこまやかな発想かもしれません。春頃には市場に出回るでしょうから、購入予定の方、ぜひ使用感をレビューしていただければと思います。
経済危機だけでなく、食の安全の問題や天変地異など暗いニュースが多かった2008年でしたが、暗い暗いとつぶやいていると自然に気分も落ち込んでくるものです。しかも世界が今回の壊滅的な経済危機から回復するには最低でも2年、保守的な見積もりでは5年はかかるとされているので、わたしたちがあれこれ思い悩んだところでどうなるものでもありません。危機感を持つことは非常に重要ですが、いたずらに不安がっても仕方ありません。楽しいことを存分にやって鋭気を養うことが大切です。
自転車には心身を浄化するさまざまな作用があるようです。自転車に乗っていて中性脂肪や悪玉コレステロールが減ったという方もいるし、自転車に乗るとつまらない心配事や懸念事から解放されるという方、偏頭痛が消えるという方もおられます。私の場合、仕事などで行き詰ったような時などは思い切って中断して自転車に乗ります。すると帰宅する頃には良いアイデアが生まれていることが多いです。自転車が不景気に対抗するための強力な武器になることは間違いないでしょう。そんなにお金もかかりませんし(たぶん)、思い悩んだらとにかくペダルをこぐ! するといずれはゴールに到着していることでしょう。ペダルを踏めば、前に進む。当たり前のことですが、大切なことですね。
さて、サイクルベース名無しでは今年も定期的にアンケートを実施していく予定です。ご期待ください。アンケートテーマは常時募集もしておりますので、アイデアのある方はinfoあっとcbnanashi.netまでお気軽にご連絡ください。
皆様、あらためてご協力ありがとうございました。
今年も宜しくお願いいたします!