皆様あけましておめでとうございます！
いつもアンケートへのご協力ありがとうございます。今回のアンケート、お題は例年通り「今年最大のニュースは？」というものでした。それでは早速激動の2014年を振り返ってまいりましょう。
| あまりに事件が多すぎた2014年。サイクリストのあなたが選ぶ「2014年の10大ニュース」は？ 以下の中から10個だけ選んでください |
| 1. 御嶽山噴火で死者57人・不明者6人の被害（9月27日） | 75% (113) |
| 2. 消費税8%スタート（4月1日） | 61% (91) |
| 3. エボラ出血熱の感染急拡大（6月頃〜） | 55% (83) |
| 4. STAP細胞論文がデータ捏造のため撤回（7月） | 50% (75) |
| 5. 錦織圭が全米テニスで準優勝（9月8日） | 47% (70) |
| 6. ノーベル物理学賞に青色LED開発の日本人3名（10月7日） | 47% (70) |
| 7. 「イスラム国」が勢力を拡大（6月29日にISISから改名） | 43% (64) |
| 8. 朝日新聞が従軍慰安婦記事の一部を撤回（8月5日） | 42% (63) |
| 9. 広島市の土砂災害で74人が死亡（8月20日） | 42% (63) |
| 10. 中国サンゴ密漁漁船が多数小笠原諸島に出没（11月） | 35% (53) |
| ロシアがクリミア共和国を編入（3月18日） | 32% (48) |
| ウクライナでマレーシア機撃墜・298人死亡（7月17日） | 30% (45) |
| 韓国で旅客船が沈没・295人死亡9人不明（4月16日） | 29% (43) |
| 「危険ドラッグ」による事故が続出（7月22日に「脱法ドラッグ」から改名） | 29% (44) |
| 北京行きマレーシア機が消息を断つ（3月8日） | 24% (36) |
| 高倉健さん死去（11月10日） | 24% (36) |
| 「全聾の作曲家」・佐村河内守にゴーストライターの存在が発覚（2月5日） | 21% (32) |
| 香港で民主化を求めるデモ開始（9月28日） | 21% (31) |
| デング熱の国内感染約70年ぶりに確認（8月27日） | 19% (28) |
| マクドナルドとファミマ・中国産チキンナゲットの販売中止を発表（7月22日） | 18% (27) |
| パキスタンで学校襲撃・学童140人超が死亡（12月16日） | 16% (24) |
| 歌手のASKAが覚醒剤で逮捕（5月17日） | 14% (21) |
| 米オバマの民主党が中間選挙で大敗（11月4日） | 10% (15) |
| 投票者数： 150 |
CBN訪問者が昨年最も衝撃を受けたニュースは「御嶽山噴火」だったようです。一般の登山客が予想さえしていなかった突然の御嶽山大噴火。その様子はスマートフォンでも撮影され、私達は「自然災害」の途方もない恐ろしさをあらためて実感することになりました。サイクリストの私達にとっても山はあまりに身近な存在。他人事とは思えなかった方が多かったものと思われます。
御岳山が噴火した9月27日、私は同じ長野県の車坂峠（高峰山）を登っていました。噴火があったのはちょうど私が峠を下りはじめた頃。早朝にJR東京駅から新幹線で向かったのですが、モンベルやマーモットのウェアを纏った多くの登山愛好家の方々がやはり長野方面に向かっていたのを覚えています。タイミングを考えるとその方々は御嶽山に向かったわけではないと思いますが、カーボン製の自転車を担いでヒルクライムに向かっていた自分は、やはりカーボン製のトレッキングポールをリュックに差した彼等を見て「道具は違うけれど似た物同士だなぁ」などと思っていたこともあり、なおさらショックでした。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
一方、明るい話題として最も得票率が高かったのがテニスの錦織圭選手の大活躍。これは自転車競技で言うなら日本人がグランツールの総合成績順位で表彰台に立ったに等しい快挙でした。
もう人間には全く何もできない大自然災害であった御嶽山噴火。問答無用で全てを一瞬で呑み込んだ御嶽山は、人間の無力さを示しました。一方で世界の頂点を目指し黙々と練習を続け、大きい成果を手にした錦織圭。錦織選手は地道な努力と果敢な挑戦によって人間がここまで強くなれることを示しました。この二極のあいだで、論文の捏造、歴史の捏造、サンゴの密漁、テロリスト勢力の拡大等々、悲喜こもごも溢れる様々な人間の営みが発生していた、というのが2014年の鳥瞰図だったと言えるでしょうか。
今年2015年はもっともっと明るいニュースの割合が増えると良いですね。
さて、今回のアンケートは如何でしたでしょうか。今年も定期的にアンケートを実施しますので、その際はぜひご参加いただけると幸いです。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
[written by CBN Bike Product Review]
