購入価格 ¥5250(定価は¥12600)
トライアスロン用のウェアで、これ一着で泳いで、自転車に乗って、ランニングできるという便利な
ものです。
泳ぐ場合は、この上にウェットスーツを着用する場合もあります。(むしろ、その方が多い)
スペシャルトライスーツという名前なのだが、いったい何がスペシャルなのかは謎である。
フロント
リア
それでは、一般的な自転車用のウェアと比較しながら、紹介していきます。
生地が薄くてよく伸びる反面、ひっかけると破けそうなので、着用の際にはツメや腕時計が
ひっかからないように注意する必要があります。
特に店頭で試着する場合は、気をつけましょう。
自転車用のウェア以上にピッタリと身体にフィットします。
コンプレッションウェアと同じようなものと思っていただければよいかと思います。
これで泳ぐことを考えると、これぐらいフィットしないとダメでしょう。
フィットしますが、窮屈な感じはまったくありませんし、縫い目が痛いということもありませんでした。
フィットするのは良いのですが、あまりにフィットしすぎるのも困りものです。
なぜかと言うと、腹周りの脂肪がバッチリと分かってしまい、私のように腹周りに肪率を蓄えている
人間が着るにはちょっと恥ずかしいものがあるからです。
自分自身で腹に脂肪がたまっているのは分かっているものの、分かりやすく現実を見せつけられると、
やっぱりショック・・・
自転車用ウェアと違って肩が出ているので、普段は日焼けしない部分が日焼けしてしまって
思わぬ疲労感につながる可能性があります。
日焼けしやすい人は要注意です。
このトライスーツには背面のポケットはありませんが、背面ポケット付きのモデルもあります。
背面ポケットがあると、ウェットスーツを着ない場合に、スイムで水の抵抗が増えるので、
その辺も考慮して、背面ポケットの有無を選ぶとよいでしょう。
パッドはペラペラというか、取ってつけたような薄いフリース生地みたいなものが1枚だけ。
普段はパッドの厚いウェアを使用している人には、ちょっとつらいかもしれません。
私は、普段でもパッド無しなので、全くもって問題無し。
ペラペラのパッド、2枚重ねた状態で1.7ミリぐらい
裾部分には、滑り止めにシリコンが付いているのですが、これが私の肌に合わないらしく
太ももに赤いラインが残ります。
かぶれるというほどではないですが、肌が敏感な人には向いていないかもしれません。
私とは相性の悪い滑り止め
数回しか着用・洗濯していないのに、左太ももの前側が毛羽立ってきました。
そんなにこすれる場所じゃないのに・・・
残念ながら、耐久性はあんまりないのかも。
国内定価で12600円と2XUの製品にしては普通の価格設定なので、その分だけ耐久性が低いのは
仕方ないのかもしれません。
かといって、納得できるものではないけど。
でも、お尻や内腿はあんまりダメージがないんだよな。
ということで、耐久性については、判断を保留しておきます。
泳いだ後で、ウェアが濡れたままバイクに乗るのですが、トライアスロンシーズンの夏場であれば、
すぐに乾くので、濡れたウェアが気持ち悪いということはありません。
個人差もあると思いますが、お尻が蒸れるようなこともありませんでした。
ただし、ウェアにたまった水分が内腿を伝って、つつーと流れることがあります。
しかも人肌と大気で微妙に温まっており、『おもらし』しちゃったような、なんとも言えないイヤ~な
気分になり、かなりモチベーションが下がります。
スイムからバイクへの移行練習として、公営のプールで、これを着て泳いだ後に着替えずに
そのまま更衣室から出ると、なぜか変態を見るような視線を感じてしまいます。
私の被害妄想なら、いいんですけどね。
しかし、冷静になって考えると「ピチピチのワンピースの水着を着た人がハァハァ息をあえがせながら
自転車に乗ってる」わけで、実際に私が変態かどうかはともかく、文章からその様子を想像すると
明らかに変態ですね。
価格評価→★★★★☆(この値段でワンピースなら安い)
評 価→★★★☆☆(こんなもんでしょ)
変態評価→★★★★☆(水着で自転車に乗る怪しい人になれます)
<オプション>
実測重量 171g(Mサイズ)