購入価格 ¥14256
ここのところ、急に寒さが厳しくなってきた。
私個人が風邪をひいたというのもあるが、それでも昨日の雨からいよいよ本格的な冬に突入したような気がする。
昔は多少寒いのも平気だったのだが、やっぱり自転車に乗ると、
体感温度、更に低下。
という当たり前のことが起こるわけで、気づいたらamazonでポチッてた。
購入前の印象は、「やっぱり自転車用の衣類は高いな」だったが、およそここでの評価も上々。損はしないだろうと思っていた。
話はちょっとずれるが、ジャージは夏物よりも冬物のほうが要求されることは多いと思う。
夏物なんて基本的に多少薄くても汗を飛ばして、動きを妨げず、暑さをしのげて、ポリス沙汰にならなければ大体大丈夫だ。
しかし冬物は違う。
寒さをしのぎつつ、動きをいかに自由にするか、
ある意味相反する内容が求められるのだ。更に
寒さを防ぐのに汗はこもらせない。
とか、考えようによっては無茶な願いを言ってる気もする。
そう、機能で考えると冬物は夏物よりも条件がタイトなのだ。
相変わらずチェストで服のサイズを選ばなければいけない体型なので、今回は2サイズワイドの「B3500」だが、サイズ以外通常の3500と変わらないからここでいいよね?
べ、別に太ってるってわけじゃ、な、無いんだからねッ!
デザインは奇をてらわない、至ってシンプルなデザインだ。
冒険してないと言えるが、逆に冬の定番アイテムのコレ、冒険する必要は全く無いしシンプルだからこそ売れ続けているのだろう。
デザインは好き嫌いの少ないデザインだが、先に述べたとおり、冬物は機能で選ぶべき。の思想だがそこはどうだろう。
表面はウインドブレーク素材、そしてチャックのところにも裏当てがあり、風を防ぐ
裏地はフリース。着心地はとても優しい。縫い合わせも平らにしてあり、基本中にはインナーだけしか着なくても着用時に違和感はない。
といいますか非常に優れた着心地だ。
背面は透湿性を高めてあり、汗がこもって冷えるのを防いでいる。
裾にはずり上がりを防ぐ滑り止めももちろんある。
そう、自転車は走行中は前からの風が殆どで、よほどの天気でなければ背中に風が当たることはない。
ジャージのポケットにはチャック付きがあり、鍵などをそこに入れておくことができる。その下にはリフレクターも小さいながら装備。
縫製はとても丁寧で、耐久性もなかなかありそうだ。
サイズだが、身長173cm、チェスト110cmでBXLは、丈や胸回りはぴったりだったが、ウエストはややあまり気味だった。
まぁこれは私の体型の問題なので仕方ない。あと、いつもどおり袖も余っているが着用に問題のあるレベルでもない。ただ、元もワイドサイズということを置いておいても、シルエットはタイトでは無さそうだ。
まぁ、インナーを工夫できる余裕があると考えると悪く無い。
着用して走行してみた。
条件は晴天、風やや強め、気温12度位。
インナーは普通のTシャツにボトムはビブタイツだ。
まぁ、このジャケット着るにはまだ気温が高めだが風を防ぐ性能はかなり高い。
顔面だけが冷えている状態だ。
強度を上げていくと汗ばむ感じもあったが、適応気温はもう少し低めだから、防寒性能は一口には語れない。
ただ、風を防ぐだけで自転車に乗ってる時は体感温度が5割増しになる感じだから、5~10度なら十分使えそうだ。
インナーの工夫次第で0度くらいまで耐えられそう。
この、5度というラインは、やはり千葉では冬に最も頻発する気温なので、インナー次第でこれだけで十分に一冬を越えられそうだ。
着心地のあまりの良さに、普段から着ていたくなる。
極寒地域じゃなければ、このジャケットはとてもよい選択肢だと思う。
価格評価→★★★☆☆(安くはない)
評 価→★★★★★(着心地最高)
<オプション>
年 式→2015