購入価格: ¥229 ※エナメル塗料:が¥119、溶剤が¥110
『バーエンドキャップへのスミ入れでワンポイントアクセントに。ただし、施工可能かどうかはバーエンドキャップ次第』
■ 地味なバーエンドキャップをカスタム
fabric Knurl tapeは発色が良く、カラーコーディネートに最適なバーテープだ。また、バーテープが単色である上、バーエンドキャップやエンドテープもブラック一色なのでシンプルに見える。だが、ロゴもほとんど目立たないデザインのため、ちょっと地味にも感じた。
そこで、エンドテープの代わりに水色の絶縁テープ(ビニールテープ)でカラーコーディネートを試みたが、色味が合わずに断念。バーエンドキャップはfabricのロゴがエンボス加工されていたので、ワンポイントのアクセントとして塗装することにした。
バーエンドキャップはブラックで塗装されていたので、下地の塗装を侵しにくいエナメル塗料をチョイス。エンボス加工にいわゆる「スミ入れ」をしてみた。方法はかんたんで、エンボス加工の縁(段差)の部分に筆で塗料を塗り、溶剤を染み込ませた綿棒で余分な塗料を拭き取るだけ。数時間放置して乾いたら完成だ。
実は前回投稿してすぐにスミ入れを行なったのだが、軽く指でこするくらいでは塗料がはがれないし、洗車しても大丈夫だった。ただ、紫外線などの影響で退色する可能性はある。長持ちするに越したことはないが、退色したらスミ入れしなおせばいいだけのこと。数ヶ月しか持たないとしても、個人的には視覚効果が高まるのでやる価値はあったと感じている。
なお、この方法が材質や表面処理の異なるバーエンドキャップに使えるかどうかは不明。同じfabricでもグリップに付属するバーエンドキャップは柔らかい材質だし、fizikの樹脂製のバーエンドキャップでは溶剤で割れる可能性もある。金属製のバーエンドキャップの場合は塗装が弾かれる可能性だってある。この方法が使えるのは、塗装仕上げのバーエンドキャップくらいかもしれない。
タミヤのエナメル塗料を使用(左)、筆で塗料を乗せたら、溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取る(中央)
スミ入れしたバーエンドキャップ(右)
価格評価→★★★★★ (費用があまりかからない。使う塗料の量も少ない)
評 価→★★★★☆ (お手軽で視覚効果が高いが、バーエンドキャップによっては塗料が乗らないかも。耐候性にも注意)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー