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ツーリング中にトラブルはつきもの。
不幸にも落車したり、或いはバイクを倒したときにディレイラーハンガーが曲がっちゃうこと、意外とよくある。
真っ二つに折れたらどうしようもないけど、ちょっと曲がったくらいなら、ディレイラーを外して、代わりにリヤホイールのハブシャフトをねじ込む。
ハブシャフトにネジが切ってあるシマノの安いハブは、ディレイラーハンガーのM10x1.0ネジ穴にピッタリ締まる。
あとは目分量で合わせるだけ。
フレームにハマっているホイールとは別に後輪を用意したほうが、ハンガーの平行を見る目安になって修正しやすい。なお前輪は9mm径なのでネジが合わない。
完璧に修正するならやはり専用工具の出番だが、出先での応急処置には十二分。地味に役立つ小技。
最近の完組ホイールなどはハブシャフトにネジが切られてないので、地味に役立たないかもしれないけど。
価格評価→★★★★★ 安いホイールほど適合しやすい
評 価→★★★★☆ 完璧に平行にするのは流石に少々厳しい
なお、一度曲げ直したアルミハンガーは折れやすくなっているので、変速に問題はなくとも早めに新品に交換したほうが良い。
ハンガーもげて、ホイールにディレイラー巻き込むと結構な出費になる。
最近のカーボンフレームの流行である華奢なシートステーが折れたりとか…あぁ想像もしたくない。
