Campagnolo Record CT ('08?) & Centaur STD-CT ('10)ManInside 2011-7-10 14:09 7677 hits ManInsideさんのすべての写真 フォトギャラリーTOP 写真は二枚とも、左がカンパニョーロ・レコードのコンパクト用FDの古いやつ(正確な年式は覚えていませんがたぶん07-08年モデルだったと思います)、右が同チェンタウルのノーマル・コンパクト共用FD(たぶん現行モデル)です。共に10 speed用。 バラシ掃除でじっくり観察してみて気づいたのですが、コンパクト専用(左)のほうは羽根が下まで伸びています。かなり大きい違いです。また、右側の写真でわかるように、二つのモデルでピボットの形状が違います。最近のレコード(10s)でもピボットは右側のケンタウルと同じ形状でした。つまり改良版ということだと思いますが、どんなメリットがあるのかはわかりません。素人目には重量増になっているとは思いますが、剛性が上がったりするんでしょうか(旧仕様でも性能には全く不満なし)。 この写真のレコードのFDは各ボルトが外しやすくできているのがわかります。整備性を考えてのことでしょう。羽根部分の金属は大体チタン。カーボン羽根の内側には小さい金属プレートが貼ってあります。ちなみにレコードのFDはスタンダード専用版も使っていますが、丁寧な調整が要求されるもののコンパクトクランクでも全く問題なく使えています。 最近のカンパのFDはコンパクト・スタンダード共用になってきているようですが、エンジニアリングの結果どちらにも最適な形状を実現できたのか、それともコスト削減のためどこか犠牲にしてやむなく統合することにしたのか、気になります。 |