俺はマイクロフォーサーズで行く!Limey 2018-12-4 19:44 6539 hits Limeyさんのすべての写真 フォトギャラリーTOP 撮影機材:Panasonic DMC-G8 + Tokina AT-X SD 100-300mm f4 撮影条件:1/125s f16 ISO800(300mm端) 先日、マスターがブログでツーリングにはミラーレスAPS-Cがベスト(ただし異論は認める)と書いていたので、 現状マイクロフォーサーズユーザーの自分としては、なにか反論せねば……とこうして筆をとっている次第です。 センサーサイズの違いや、ミラーの有無でそれぞれメリット・デメリットが出てくるわけですが、 現状マイクロフォーサーズのみが持ちうるメリットとして中望遠~超望遠域に手を出しやすいというのがあります。 これは何故かと言うと、イメージセンサが小さいためレンズの焦点距離を2倍にした数値が35mm判換算での焦点距離になるからです。 要は、50mmのレンズをマイクロフォーサーズのボディにつけたら、35mm換算で100mmのレンズをつけた時の画角が得られるよと言うことになります。 さて、マイクロフォーサーズはミラーレス構造専用の規格としてこの世に出たわけですが、 ちょっと頭の回る人間はこう考えました。 「これだけフランジバックが短ければ、レンズアダプター作れれば大体なんでもつくんじゃね?」 そして、困ったことに大体なんでも着くようになってしまったから、主に中古レンズ市場がもう大変。 そうなると、ちょっと頭が回る人間はさらにこう考えます。 「マニュアルフォーカス時代のレンズを使えば安く超望遠相当のレンズが手に入る!」 今でこそ、オリンパスやパナからもちゃんとAFも手ぶれ補正も効く望遠レンズが出てるわけですが、 マイクロフォーサーズローンチからしばらくはダブルズームキットに使われるようなレンズしかなく、 特に明るい望遠レンズは真空地帯になっていました。 で、今回はTokina AT-X SD 100-300mm f4という銀塩時代の望遠ズームを持ち出してみました。 このレンズ全長は20cmオーバー、重量も1.2kgと間違ってもツーリングに持っていくもんではないのですが、 換算200-600mmのf4通しのレンズだと考えるとあらビックリ、すごく小さく軽く見えてくるではありませんか! ……まあ、バッグに詰めて背負うと十分重いんですが。 で、近所をブラブラして望遠の実力を出せる広い場所ということで飛行場を選択。 流石にテレ端になるとガッツリ絞っても滑走路挟んだ管制塔はボケてしまいましたが、 程よく圧縮の効いた望遠レンズらしい画になったかなと。 流石にこんな頭が悪いことはしなくても、望遠~超望遠の画角が気軽に楽しめます。 財布に余裕があればパナライカの50-200mmf2.8-4とテレコン買うと超幸せに慣れること請け合い。 しかも、ボディと合わせても2kg未満! さあ、現生握りしめてカメラ売り場に!!!! そんな茶番はさておき、ぶっちゃけカメラも道具ですのでメリット・デメリットを理解して好みで選ぶのが幸せになれるかと。 走るのがメインならそもそもカメラ持たずに、スマホでも十分綺麗に撮れるご時世でございます。 それでもカメラを持って走る理由が存在するなら、それだけで十分じゃあないでしょうか。 ちなみにカメラ沼・レンズ沼の深さですが、ピンキリです。 現行で良い性能というなら(金額はともかく)自転車とさほど変わりませんが、オールドレンズは底なし沼なので気をつけてください。 ebayでJupiter-8の良品漁ってたり、某オクでタムロンの500mmレフレックスを前に悩んでたりするぐらいだとまだまだ浅瀬です(腰まで浸かりながら) |