”ヘッド”ライトKinGi 2015-2-22 20:57 2907 hits KinGiさんのすべての写真 フォトギャラリーTOP フロントバッグを使用していると、ライトの配置は腐心せざるを得ないが、 試行錯誤を繰り返し、現在の形に落ち着いた。 ヘッドチューブに汎用ライトマウントをつけ、ステンレスパイプを横向きに取り付け、 さらにズレ防止のためにベルクロで補強する。 これにライトを取り付け、フロントバッグの下から照射できるようにした。 本取付方法のメリットは4つ。 1.すぐに取り外せること 固定は全てベルクロで行っているため、工具なしで取り外し可能。 輪行時にも手間がかからない。 2.完全固定ではないこと ヘッドチューブ正面にはブレーキ、シフトケーブルが伸びているため、 ハンドルを大きく切ると、ステンレスパイプと接触する。 しかしパイプの固定はベルクロのため、接触した際はパイプ側が負けて擦れるかたちになる。 そのため、パイプに干渉してハンドルが切れないという事態にはならず、安全性が確保されている。 擦れたパイプは手で元に戻してやれば良い。 もちろん完全固定ではないとはいえ、走行中の振動程度では擦れることはない。 3.ハンドルの重さにつながらないこと アクセサリー類がハンドルに過積載状態になると、走行時の安定性が損なわれる。 本固定方法はハンドルを使用しないため、ライトの重さを感じることなく使用することが可能だ。 4.ダンシングに影響しないこと ハンドル下にアクセサリーをつけると、ダンシングの際に膝がぶつかることがあるが、 本固定方法だと、パイプとライトは膝の下側に位置するため、ダンシングでも膝が接触することはない。 しかしながら、デメリットもある。 1.重量ライトは取り付けられない。 メリットの裏返しだが、完全固定ではないため重量のあるライト、大型のライトは取り付けられない。 現在は18650リチウム電池を使用する、軽量小型のライトを2つ使用している。 またパイプの安定性の都合、左右の重量は均等にしなければならないだろう。 2.照らす方向は常に正面。 フレーム固定のため、ライトが照らす方向は常にフレームの正面となる。 ダウンヒルの際、カーブの先が見通しづらくなるので、ハンドルに追従するライトは別で用意しなければならない。 自分の場合は、ホイールハブ軸にライトを取り付けることで解消している。 ケーブルとの干渉具合にもよるが、ほとんどの車種に対応可能だろう。 フロントバッグを使用してライト配置に悩んでる方に、是非お勧めしたい。 |