RICOH GR DIGITAL IImascagni 2008-11-18 17:56 15090 hits mascagniさんのすべての写真 フォトギャラリーTOP あなたのパンツ見せてください・・・じゃないやw、あなたのパーツ見せてくださいコーナー以外の写真はほぼこれで撮っている。 何故って、すぐ手の届くところにいつもおいてあるから。 素晴らしいレンズが付いており、デジタル一眼レフ並の描写で・・・とか抜かすタコがいるが、素晴らしいレンズなのは認めても、 どうあがいたところでCCDサイズの小さなコンパクトデジタルカメラは、デジタル一眼レフ並の描写などは出来ない。 GRのレンズは素晴らしいが、CCDは他のコンパクトデジタルカメラと一緒。画像処理エンジンに至っては、 良く言えば素直な反応で自然な処理、悪く言えばちょっと感度を上げると盛大にノイズが乗ってくるボンクラであるw 銀塩時代のGRであれば、フィルムは一眼レフと同じ135なので、レンズが良ければ一眼レフ並、いや、それ以上の写りと言うのもあり得た。 デジタルカメラに例えれば、全てのCCDが一緒で、画像処理エンジン(つまり現像所)も、ちゃんとしたところを選べば一定以上のもの、 と言った条件でレンズが良いか悪いか、と言う状態であるわけだからだ。 今や、レンズがいいから良く写るデジタルカメラだ、などと言うのは少なくともコンパクトデジタルカメラでは、単なる幻想に過ぎない。 では、一体、GR DIGITALの良さはどこにあるのか? GRの良さは、持った時の手への馴染みの良さ(手のひらの接触面へのグリップの馴染み面の大きさと言い換えてもいい)、 露出補正を始めとする各種インターフェース配置の妙、又、それを自由にキー割り当て可能なシステム、 スナップモードにした時のタイムラグの少なさ、RICOHのお家芸とも伝統とも言える1.5cmマクロと言う強力なマクロ機構、 これらの「練り上げられた必要十分な機能」が小さなボディに収められていることである。 間違っても「付けておけばいいや的な無用の機能」では無い。 手ブレ補正があるわけでは無いこのカメラで、F2.4 1/4秒手持ちなんてことをやってもブレないのは、全てこの手への馴染みの良さの賜物。 そしてインターフェースの良さが、トータルな扱い易さを作り、直感的な操作を可能にしてくれている。 強力マクロは、言うまでも無くパーツレビューアーの強い味方である。 一方で、ツーリングには余り向かないかもしれない。 バックパックやウェストバッグを使う人なら良いかもしれないが、少なくとも自分はこのカメラを裸でジャージのバックポケットには入れたくない。 実はマグネシウムボディで案外とタフではあるのだが、防水という事は考えられていないからだ。 GR DIGITAL IIIが出るのであれば、画素数なんぞはこのままで構わないので(むしろ落として、ノイズを減らして欲しい) せめて生活防水くらいにはしてもらいたいものだ。 なお、自分は銀塩のGR1→GR1s、そしてGR DIGITAL→GR DIGITAL IIと使っているGRフェチであるw そんな人間の言うことは聞かない方がいいかもしれないw 元写真の撮影データは以下(バックの布に埃や糸クズが・・・) カメラ:Nikon D300 レンズ:AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF) 95mm相当(35mm換算142.5mm) ISO:200 絞り:F11 露出時間:2.5秒(AE) 形式:JPEG(4288×2848 24bit) |