SHIMANO PD-A520
購入価格 ¥4000
SPDペダルとしては最軽量を誇る製品。
ケージがついててロード用っぽい雰囲気で片面キャッチ。
私は普段の街乗りでもロードバイクに乗るのでSPD派で、
今まではM540を使っていたのだが、摩耗して不意に外れるようになってしまったので
どうせなら軽いのをと思い購入した。まぁA600のほうが軽いんだけど。
しかしこのペダル、どういう層を狙っているんだろう。
通勤通学で街乗りするバイクでSPDを使いたい層、
自転車でツーリングをする層、
あたりがターゲットだと思うが、それならM520でいい。安いし。
普通の靴でも乗る事を考えたらM324やA530があるし、コッチのほうが便利だろう。
となると、購入するのは上記の層の中でもSPD-SLペダルのような見た目が欲しい人、
もしくは10gでも軽いペダルが欲しい人ではなかろうか。
…えらく需要が限定されそうだが売れてんのかなこれ。
使い始めは軸の回転が渋く、ペダルがどこを向いているかわからないのでキャッチに手間取る。
両面SPDなら適当にガチャガチャやってると入るんだけど。
ここは重量とのトレードオフか。
なお、軸はM520と共通の模様。
少し使うと軸の回転は軽くなってきたが、重心が後ろ寄りのロード用ビンディングペダルとは違い、
いつでも同じ方向を向かないのでキャッチにはこのペダル独特の慣れを要する。
ここしばらくはずっと両面SPDを使っていたのだが、トークリップを使っていた頃を思い出した。
当然だが、ペダル裏側はミスキャッチですぐに傷だらけになる。諦めろ。
ケージの効果はそれなりにあるんだろうか。
靴底と接するので、クリートの遊びで足がガタつく感じはしない。
でも、必須とまでは感じなかった。
裏を向いたペダルを蹴り返すために必要だけど。
価格評価→★★★★☆ 安く買えたので
評 価→★★★★☆ 結構ニッチな層を狙ってるのかな。
カタログ重量→ 315g(実測重量 316g)