購入価格 ¥23000
4シーズン使ったKEOカーボン(クロモリシャフト)から交換.過去のレビューはこちらです↓
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=980&forum=44まだケオカーボン、1シーズンくらい使えそうですが、新車に組み替えの際に交換しました.まだあまり使っていませんが、はっきりと脱着のし易さを感じます.回転も悪くありません。お店でもロードでもよくみかけるので、レビューが無いことに驚きました。呼び水としてまだ短い期間ですが使ってみた感想アップ致します。
僕が購入したのは12Nのカーボン製板バネのタイプですが(他に開放強度のより強い、赤 16Nのものもある様です)、マヴィックのSSCブレーキキャリパーと同様、コイルスプリングではなく、板バネを使っているせいか、非常にリニアな特性をもってるんだと思います。KEOカーボンの場合、クリートを押し込む際、漸進的に必要な力が増えます(入り始めは弱く、押し込む時は強い力がいるという感じ)。ただし、板バネ故、開放強度は変えられませんので、この辺は僅かな重量減や脱着のし易さとのトレードオフなんだと思います。
今年の初めにシューズをこれまでより幾分硬いものに変えたせいか、膝裏や足裏の痛みを感じることが多く、ポジションを試行錯誤していたのですが、このペダルにしてからは、こうした不具合を感じなくなりました。軸から踏み面までの距離はケオカーボンと一緒(こういうところさすがです)なので、恐らく、踏面が広い事とも関係しているのかな?と思っています。踏み込む時に力が入り易く、大げさに言えばつま先立ちの状態 と ベタ脚の状態くらいの差を感じます。また、レーサーシューズ以外でもペダルし易くなったことは歓迎したいです。
厳密にポジションを出している諸兄には叱られてしまうかもしれませんが、クリートの前後左右の位置、ある程度大雑把でも力がかけやすいのかな?と感じる次第です。金属板も同様の効果に寄与している可能性はあるのですが、その有無による差は確かめようが無いので、トータルで見て、力をかけ易いと感じると書いておきます。結局自転車は脚で回して乗るものなので、足下は大事だなと再認識しました。
今となっては、シマノもペダルをカーボン化しシマノのペダルの価格も比較的高価になっているので、両者の差は少ないと思うのですが、独特の使用感があり気に入りました。
あとは耐久性ですが、追ってレポートできればと思います。それと、クリート付属します(グレー)、久しぶりにペダルを交換したので、付属品だとは知らずに1ペア買ってしまいました(涙)。再記になるのですが、旧モデルと踏み面と軸の高さにほとんど差がないことも良心的だと感じます(クリートもKEOと共通)
価格評価→★★★★☆(安くは無いですね)
評 価→★★★★☆(最早重量は凡庸ですが脱着のし易さ、安定感が良い)
年 式→2011だと思います.
カタログ重量→210g(実測重量|未計測)