Race Face Next Flat Handlebar
購入価格 $89.99 (Jenson USA、2013年2月)
散策に用いるMTBの快適性向上を目論み、完成車付属のアルミ製のバーから交換しました。
交換に当たっての条件はカーボン製でバーエンドバーが使えること、公道で使用可能な長さであることとしました。
購入当時の現行品で適合するものが中々見つからず、型落ちのハンドルバーで入手出来るものを探した記憶があります。
●諸元等
当時の商品ページの情報が消失しているため、CRCに残っていたデータを参照します。
BUILT FOR: XC Racing/Trail
DIMENSIONS: 23" or 585mm width
SWEEP: 5° rearward
RISE: 0
BAR DIAMETER: 31.8mm
WEIGHT: 135g
外観はグロス仕上げのカーボンハンドルバーになります。
ハンドルバー単体では他のパーツと調和しづらいように見えましたが、グリップやレバー類で大部分が隠れるためか、さほど目立たないように思えます。
saejiiさんが指摘されたように、精度は少し落ちるのかもしれません。
バーエンドバー使用の前提となるアルミプラグ(aluminium bar-end re-enforcecement plugs)の装着時、両側ともプラハンマーのお世話になりました。
またグリップ類も嵌め難く、細かい傷が多く付いたようです。
もっとも摩擦剤不要で取り付け出来たので、こちらの方が望ましいのかもしれません。
●使用感
交換に当たってグリップ、ステム、タイヤも同時に交換しているため、純粋な使用感とは言えませんが、目論み通り快適になったように思います。
同径のアルミハンドルからの交換で、剛性の変化やハンドリングの軽さは感じられませんでした。
saejiiさんと異なり、私には路面からの突き上げが和らぎ、細かい振動の収まりが良くなったように思えます。
特にブレーキング時において、アルミハンドルでは硬さが意識されて、やや緊張を強いられるのに対し、カーボンハンドルは手に馴染む程よい硬さで、リラックスして操作出来るように感じます。
●まとめ
フラットバーのバイクで快適性を求める人に向いていると思いますが、いくつか問題があります。
まず恐らくは失効しているであろうwarrantyの条件として、以下が記されていることです。
・最初のオーナー
・cross countryのみで使用
(downhill, freeride, dirt jump, urban, trials etcは対象外で危険)
・切断して短くすることは推奨外
また国内では完売状態、海外でもデッドストック品に近く、入手困難なことです。
製造日も古くなるので、鮮度を求める人は避けられた方がよろしいかと思われます。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★☆
<オプション>
年 式→2012?
(伝票やメールの記録を見ると2012モデルのはず。しかし製造日からは2011モデルのような気が・・・)