Reynolds Assault Tubular
購入価格 £831.24×135円=およそ112,217円
<使用環境> 初のカーボンホイール。タイヤはTufoのS33specialを使用。それまではEASTON EA90TTをメインで使用していた。 Assaultについては、ロングライドと普段使い用。レース的なイベントではEA90TTを使用。
<簡単なレビュー> 46mmのリムハイトながらペアで1300gを切る比較的軽量なホイール。 手で回した際の回転はヌメッとしてるけど普通。 実走での感覚は、スルスル滑るように回る。 EA90TTがステンレスエアロスポークなのに対し、Assaultはアルミ丸スポークでテンションも若干低めなので、EAのようなガチガチ感は無く、柔らかい乗り心地。 バイクのフレームがBMCの某アルミカーボンハイブリットで硬いものなので、長距離にはAssaultくらいが丁度いい。 短距離をガツンと走るときはEA90の方がいい。
カーボンリムということで、最初は路面の段差等も相当気を付けて走っていたが、多少ラフに扱っても全く振れないことが分かってからは普段使いもするようになった。 購入して1年ちょっと使用しているが、振れは1mm程度で、まだ、初期振れを取ってから一度も振れ取りはしていないが問題ない。
<ブレーキ関係> ブレーキの効きについては、普段では問題ないが、雨天になると全くダメ。 まあ、カーボンリムならどれでもそうなんだろうけど、初めて雨天走行時にブレーキをかけたときは全く減速しなくてかなり焦った。(スイスストップの黄色いシューを使用) また、フロントのブレーキ鳴きは酷い。 はじめはシュルシュルシュルという音だが、長い下り等でリムが熱を持つと、キーキーとママチャリの錆びたドラムブレーキ並みに五月蝿い。 リアはそうでもない。
<走行感> 発進時は重くもなく、軽くもなく普通。 加速は程々。リムが軽いからか、ペダリングが綺麗でないと加速にムラが出る。 (漕いだ分だけスピードが乗る感じ) 速度を上げると速度維持しやすいので楽ちん。 登りではグイッグイッと高トルクで踏んでも足に来にくい。同時に剛性も感じない。 下りでは、タイヤの違いによるところの方が大きいだろうが、クイックなハンドリングにも対応してくれる。
<最後に> 初めてのカーボンリムホイール+チューブラーだったので最初は新鮮な感覚だったが、使い続けて思ったのは、ブレーキを除く多くの面で平均点を2割増くらいでこなす優等生ホイールだなあ、ということ。 グラフィックはシールなので、嫌いなら剥せるし(私は気に入っている。)、リムハイトもそこそこあるし、見た目には十二分に満足している。 当分、これとEA90だけでオールシーンをこなせると思う。
価格評価→★★★★★(お値段以上) 評 価→★★★★☆(ブレーキ鳴きだけ気に入らない。) <オプション> 年 式→2011 カタログ重量→1272g(実測重量 g)
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