購入価格 ¥9000ぐらい
使用期間 2013年秋~2014年10月
感想 4面キャッチでクリート脱着がし易い。見た目が他にはない感じ。
自分の初めてのビンディングペダルです。まだ沢山の種類のペダルを試してるわけじゃないので主な比較は、フラペ+トークリップ、シマノ5800ペダルとの比較になります。
●見た目
一般的なペダルのイメージからはかなり逸脱した形状です。好き嫌い別れると思います。
●使用感
まずはクリート脱着ですが、シマノ5800ペダルつまりSPD-SLに比べると天と地の差があるくらいに脱着しやすいです。もう適当に足下ろせばクリートの場所さえ大きく間違っていなければ気づいたらはまってる感じです。ちなみに最初の頃ははめるときにパチっと音がするんですが、クリート削れてくると装着音が無音になります。大げさな装着音が嫌いな方には向いてるかと思います。外すときも大した力も必要なくスっと外れます。
ペダリングですが、多少ガチャガチャペダリングしても不意に外れたりは一度もありません。あとこれはシューズのソール硬さにもよると思いますが、靴底とペダルの接地面積が少ないので柔らかいソールのシューズだと点でペダリングする感じになるので長時間は疲れてきます。特に常にトルクをかけ続ける登坂なんかはそれが顕著です。フローティング角度は結構広い(リリースアングルによる。15度と20度)ので膝への負担は少なくできます。
ちなみにエッグビーターはバネの強さが調整できたりとかは無いです。クリートはリリースアングルが15度と20度で選択できます(左右のクリート入れ替えで)。自分はすぐ外しやすいように15度で運用してました。
●メンテナンス
エッグビーターシリーズはシマノペダルなんかとは違ってシールドベアリングなので玉当たり調整などはありません。バラすのは簡単なので半年に一辺ぐらい古いグリス掃除して適当にグリスアップしとけば問題なく使えます。ちなみに分解するときにペダル外側の樹脂製のキャップネジを取らないとダメなんですが、かなり柔らかい素材なので普通のマイナスドライバーで回そうとすると簡単に削れてしまいます。こんな風に。
いろいろやった結果10円玉がベストマッチするという結論に落ち着きました。
★総評
クリート脱着のしやすさ、フローティング角度の広さ(ポジション出てなくても遊びがあるので体に負担がかかりにくい)などの理由から初めてのビンディングペダルにはエッグビーターシリーズはおすすめだと思います。
用途はクリート脱着を頻繁にする信号たくさんの街中通勤や、シクロクロス競技なんかに向いてると思います。
価格評価→★★★☆☆(最初のペダルとしては高いかも。同1ならもう少しコストダウンできます。)
評 価→★★★★☆(機能性も耐久性も問題なし。使う用途にマッチすればおすすめ)