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GarminのBaseCamp (Mac版)にEdge 705を接続してもUUDの地図が読み込まれない。UUDの地図がおかしいのかなと思い、OSM(OpenStreetMap)の地図を入手し、"gmapsupp.img"にして試してみたが、変わらず。
いろいろ調べたらGMapToolとCGPSMapperを使用し、gmapsupp.imgファイルの情報の一部を書き換えればBaseCampで読み込めるというので、試してみた。なお、以下の作業は全てWindowsで行う。
1. まずGMapTool本体を次のサイトからダウンロードし、インストールする(ポーランド語のサイトだが、使用前に三年かけてポーランド語を勉強する必要はないので安心してほしい)。本日時点でバージョンは v0.7.158。
http://www.anpo.republika.pl/2. 次にCGPSMapperの無料版を次のURLからダウンロードする(Download exe only (version 0100d)というリンクを検索)
http://www.cgpsmapper.com/buy.htm3. GMapToolを起動、Optionタブで、CGPSMapper.exeのパスを指定する。また、Advanced Optionsにチェックを入れる。
4. GMapToolのAdd Filesで、gmapsupp.imgを追加。
5. WriteタブのSet version in headerにチェックを入れ、Ms というボックスに 0 を入力する。
6. Write all ボタンをクリック。
この作業を経て生まれ変わったgmapsupp.imgを、microSDカードに戻し、Edge 705に入れ、Macと接続する。するとBaseCampに次第に地図がロードされていく。ただしやたらと遅いので、カードリーダーにmicroSDカードを差してそれを読み込ませたほうが良い(Garmin GPSをマウントする必要はなく、リムーバブルディスクならデバイスとして認識してくれる。但しSDカード内にGarminフォルダを作り、その中にgmapsupp.imgを置くこと)。Class 10のSDカード等があればもっと良い。
私はこのソフトを使うことで、Edge 705用に購入した手持ちのUUD地図をMac版のBaseCampにロードできるようになった。また、gmapsupp.img化したOSM地図も読み込めるようになった。BaseCampの仕様上、地図を読ませる時はGPSデバイスまたはカードリーダーを毎回接続する手間はあるが、これで色々な作業がしやすくなった。
何らかの原因でBaseCampが自分のgmapsupp.imgを読み込んでくれない場合は重宝すると思う。
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