購入価格 ¥0 (定価は1890円)
《動機》
自転車とマッサージは切っても切れない絆で結ばれている・・・らしいですね。オーバーカミングを見ても、ツアーオペレーターを見ても、必ずマッサーが選手の体をモミモミしてるシーンが見られます。それどころか茄子渡り鳥でもペペがふくらはぎをモミモミされてました。
ショーンケリーのザ・ロードバイクレーシングにも、マッサージの大切さが書かれています。
『マッサージは今すぐ始められて、しかもタダだ!』
ですって(笑)
タダでも出来るけど、やり方を知らないと難しいのも事実なので、この際、しっかり勉強してみようと思って借りてきました。
なんせ、我々、ノンプロといえどもアスリートの端くれですから(^ム^)
体の健康は競技の結果の80%を左右する!(と、昔コーチに言われました)ので、技も才能も体力もない僕は、コンディションだけは人一倍気を使います(*´∀`*)
《内容》
よく、雑誌などの特集では、“ポジションが悪いから痛い”とか“フォームが悪いから痛い”と書かれています。 まぁ、そ〜ゆ~コトもあると思いますが、本気で走った場合は常に体が痛むモノだと思います。
例えば、カンチェラーラが合宿の練習の後で『僕はポジションが適正でバイクも最高だから体なんて痛くないよ?』・・・とは言わないですよねぇ~(勝手な妄想です)
どっちかと言うと『まったく、ブリュイネールの練習は厳しすぎるんだよ。これじゃぁツールが始まる前に全員リタイアさっ』・・・って言う方が当たってる気がしますし(勝手なry)
なので、痛みに対して両面からアプローチして行くべきなのではないでしょうか。
①『痛みが発生しないようにする』
②『傷んだら癒す』
この本は、②番のアプローチをアシストしてくれます。(しかも猛烈にアシストしてくれます)
僕の場合、時期によりますが、週に4日ほどサッカーとフットサルの練習(2~3時間)をして、ロードは大体毎日1時間程度漕ぎます。毎週フットサルのリーグ戦が1試合か2試合となると、体の回復が追いつかない時があるので、マッサージは必須になってきます(泣)
自転車の場合は首や肩や腰が痛む事が多いと思いますが、怪我や過度の疲労による痛みで練習が妨げられるなんてアホらしいので、やっぱり“癒す”ってのは大切だと思いますね(´∀`)
《本の詳しい内容》
親切な事に、この本、スポーツ別のおすすめマッサージ方法も載ってます。しかも、サッカーや野球など、メジャー競技を差し置いて、一番最初に出てくるのが自転車(笑)それだけ自転車競技にとってマッサージが重要だという事なのではないでしょうか。
また、マウンテンバイク競技用マッサージも紹介しているので、そのへんも親切っちゃ親切ですね。
さらに、セルフマッサージと施術するマッサージの両方が乗っているので、一人でも、誰かにやってもらう(やってあげる)のも可能です。
ただ、現実的にも、セルフでやれる範囲は決まってくるので、出来る事ならペアでやるのが良いかもしれません。
実際、僕が父親を実験台に施術した時は
背中20分
足裏20分
足表20分
の計1時間程度でした。 本の通りにやれば効果はスゴイんですが、なにせ自分で自分に施すことは出来ないので、誰かを巻き込んでやってみてください。
余談ですが、この本をみて“本ちゃんのマッサージ”をする前に“予備的なマッサージ”をする必要があると書かれていました。
まずは柔らかく、さするようにマッサージをしていき、筋肉をほぐしてから本当のマッサージを開始していくと良いのだそうです。
また、終わり方も重要で、終わった後、『ハイ、終わり!』とすぐに立ち上がるのではなく、施術後の穏やかな時間による精神的な安定によってマッサージの効果が完成するのだそうです。
まぁ、なんか良くわかりませんが、奥が深くて勉強になるので、読んでみて損はありませんね。(とかく僕の場合、サッカーの少年団や社会人のチームなどと関わる機会が多いので、そっちでも役立ちそうです)
《その他》
マッサージをする時はオイルを用意した方が良いでしょう。色々とスポーツマッサージ用のオイルが出回っていますが、僕の使っているのは安くて量がハンパないオレンジオイルです。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=9536&forum=79&post_id=16379#forumpost16379安くて便利なので使ってみてください。
《Amazon》
Amazonで中古で2円でした(笑)
2円で痛みを緩和する技を手に入れれるのであれば、アマチュアアスリートには安いもんです(*´∀`*)
価格評価→★★★★★(定価だと高いですが・・・Amazonで2円でしたよw)
評 価→★★★★★(ノンプロアスリートに必須の知識です)
<オプション>
年 式→1997出版だそうです
カタログ重量→ ???g(本の内容を軽いと言う人は、アスリートにあらず!)