購入価格 ペタル ¥4725円 (定価税込み)
シューズ13650円(定価税込み)
※使用感購入価格 ペタル ¥4725円 (定価税込み) シューズ13650円(定価税込み)
◎プロフィール
ロード経験約12年=ビンディング12年です。このインプレは、SPD540からの変更です。
ロードですが、MTB用のビンディングをつけておりました。やはり外し易いからです。
私は主に週末のみに健康維持のため40~50km程度のサイクリングをしており、このペタルは、ウィークエンドにポタリングのため使用しています。
導入の動機は、年齢を考えてビンディングを卒業して、フラットペタルに戻そうと思い始めたことによるもので、いわゆる“転ばぬ先の杖”的なものであります。
EZ Ride「イージーライド」ビンディングシステムですが、あえてペタルを中心にシューズはその付属品としてインプレします。
1.エクステリア : 30点
① ペタル外観は、外周部「樹脂製」は黒のみで、前後に反射板などが付けられ良くありません。
まるで、ママチャリ用で、下世話な表現ですが「ダサイ」です。値段が5千円近いのですからもう少し高級感があってもおかしくありません。どう見えもせいぜい、通勤用、シティ用です。 ロードバイクには全く合いません。
②シューズについても男性用3種類、女性用3種ありますが、全て普通のカジュアルタイプのシューズに見えます。スニカーとしての性能はかなり良いと思います。
従って、MTBやクロスに乗るなら全く問題ありません、違和感はゼロと言っても過言ではないでしょう。しかし専用シューズが、全てスニカーの外観ですからロードには、全くむきません。
③フラットペタルとしての機能は持っておりますので、どんな靴でも問題なく漕ぐことが可能です。
2.位置決め : 70点
①ビンデイングシステム必要条件の1つ目である位置決めですが、ステップインは、簡単に入りますが、かなりきっちり止まります。ペタルと靴底の樹脂同士の位置決めですが、両者ともプラスチック射出成形ですから、精度は極めて高く普通のビンディング並に出来ています。これはもっと遊びがあると思いましたが、意外でした。
②初心者が、正しくペタルのどの位置に足をおけば良いかわからない場合、このシステムはたいへん有効です。前後左右、ビンディング同様位置を決めてくれます。
また、私のようなビンデイング卒業者にとっても、ビンディングの様に位置決めしてくれる有効なシステムであると感じております。
③シューズ側は、ペタルとの位置決めのため凹みとその中央部に金属吸着板「φ10mm」が埋め込まれている。このため、ビンディングシューズのように、細かな調整ができないのは残念です。
3.吸着力? : 20点
①ビンディングシステムの必要条件の2つ目である固定力、このシステムでは吸着力と言った方が適切かもしれませんが、たいへん弱い、いや極めて弱いと言った方が良いくらいです。いくら安全重視でももう少し強くても良いと思われます。 位置決めを助ける程度の働きしかさせていません。
設計的に安全を重視するとこの程度の吸着力しか必要としないのかもしれませんね。
②引き足を使うとせいぜい、5時どまり、4時では完全に離れてしまいます。
ビンディングに慣れていると、最初は良く外れてしまいますが、すぐに「こつ」のようなものが身に付くので不思議です。
フラットペタルよりは少しましな程度と思っていましたが、これが以外でした。明らかに効率が良いのです。疲れ方でわかります。
4.ステップアウト
①これは言うまでもなく、簡単に外れます。ビンディグのようなヒア汗をかく場面はありません。
5.改良点
①このシステムでは、専用の靴が必要となるため、ロードもどきも作ってほしい。また吸着力の向上も図ってほしいものである。
6.耐久性 : 70点
①まだ1月程度しか乗っていないため、耐久性については、不明です。ペタル側の樹脂の寿命がネックとなるでしょう。
7.【総合評価】 : 80点
①当初の導入目的であった、正しい位置決めという点では100%の満足感がある。
②吸着力は販売店に弱いですよと、言われた通りであり、承知で購入してきたので、あきらめています。
③特に初心者諸君の正しい、回すペタリングを覚えるには、入門として適しております。ビンディングに変更してもスニーカーとしても使えますので、シューズはムダにはなりません。
④ 初老を迎えたサイクリスト諸氏には、おすすめします。
従って、この種の新システムとしては、業界初ですから80点といたしましょう。
価格評価→★★★★☆←ぺタルは価格に見えない。シューズは妥当な価格
評 価→★★★★☆←外観の悪さ、
<オプション>
年 式→2012年
カタログ重量→ ?g(実測重量? g)